子供連れで東京駅に行くと・・・
先日、東京に出かけた時の話。
東京駅に到着すると、たくさんの新幹線が見られます。
列車名を挙げてみると、13種類も!
「のぞみ」「ひかり」「こだま」
「とき」「たにがわ」
「かがやき」「はくたか」「あさま」
車両も、東海道はあまりバラエティが少ないですが、
東北・上越・北陸方面は、バラエティ豊かですね!
遠くから見てるだけでも楽しくなってきます。
当然、私だけでなく、子供たちも大興奮。
と、大興奮するのはいいのですが、
子供のわがままは、私たちの想像を超える内容で、
しかも、そう簡単には諦めてくれません。
今回の子供の希望は、超難題!
実は、東京駅で、入場券を買って新幹線を見ようと、時間は取っていたのですが、
次男の希望はそう甘くありませんでした。
「『かがやき』に乗りたい!!」と言って引き下がりません。
しかも、停車中に乗るだけではダメらしく・・・
「かがやき」に乗るのは、簡単なようで、結構難題です。
まず、そもそも、東京駅での持ち時間は1時間以内。
乗るにしても、上野か大宮までで、すぐ帰らないといけません。
そして、「かがやき」は全車指定席です。
上野まででも、指定席を取らないと乗れません。
時刻表を検索しながらいろいろ悩んだ挙句、
なんとか思いついたのが、
E7系「あさま」の自由席で上野まで行く!という方法。
これなら、自由席特急券で乗れますし、車両も同じ。
列車名だけは違いますが、何とか無理やり納得してもらいました。
東京から上野まで、
乗車券160円、特急券860円で合計1,020円。
子供にとって忘れられない思い出になるなら・・と思って、
東京駅の券売機で乗車券・特急券を購入しました。
実際に、東京上野間の特急券を買う人って、どのくらいいるんでしょうか。
単純に移動を目的に買う人はいない気がします。
上野駅で地下の新幹線ホームから地上にでるだけでも大変、
実質的に在来線の方が早そうですから・・・
切符を買ったら、いざ、ホームへ。
いろいろな新幹線を見ながら、「あさま」の到着を待ちます。
さらなる難題!「Maxに乗りたい」
東京駅の新幹線ホームで新幹線の発着を見ていると、
今度は長男から、またすごいリクエスト。
「Maxに乗りたい!」
もう先は短く、列車の本数も少ないMax。
時刻表を検索すると、タイミングが良いのか悪いのか、
「あさま」が上野に着いてしばらく待つと、
東京行きのMaxに乗れそうなことが分かりました!
ということで、東京から上野まで新幹線で往復するという、
とてもリッチな移動をすることになりました。
片道1,020円と、復路は乗車券160円だけで済むと思っていたのが、
往復2,040円になりました。
大人も子供も楽しんだ!
そんな経緯でしたが、無事、「あさま」と「Max」両方に乗ることができました。
子供たちは満足したようです。
経費節約のため、お母さんは東京駅で待っていてもらいましたが、
東京駅に戻ってきたとき、子供たちが嬉しそうに、
「かがやきに乗ったよ!」「Maxも乗ったよ!」と話すのを見て、
単純に、嬉しかった!(親バカ・・・)
私個人的にも、
子供は喜んでくれたし、
初めてE7系に乗れたし、
おそらく人生最後のMaxへの乗車もできたし、
ブログのネタが1つできたし、
鉄道関係の知り合いと会った時の話のネタになるし。
東京上野往復で2,040円は、普通に考えたら高すぎですが、
まあまあ悪い投資ではなかったかな、と思います。
それにしても、「こまち」に乗りたいと言われなくて、本当に良かった・・・
(E6系で自由席に乗るのは非常に難しい・・・)