大阪から静岡まで、3,500円!
大阪から静岡まで移動することになり、
高速バスを調べてみると・・・
ウィラーエクスプレスの夜行便が、
3,500円で売られているのを発見しました!
ウィラーエクスプレスのバスには様々なランクがあります。
【公式】高速バス シートタイプ紹介・比較|高速バス/夜行バス予約|WILLER TRAVEL
検索結果を見ると、
ウィラーの車両で「リラックス<New>」の座席が4,700円、
他社の車両で「スタンダード」の座席が3,500円でした。
広い座席の方がいいのは間違いないですし、
座席に電源やフードがついているのも有難いです。
しかし、今回はあえて、
3,500円の「スタンダード」に挑戦することにしました。
新幹線(11,080円)の1/3以下、在来線(6,260円)と比べても約半額です。
ウィラーのサイトから予約・決済すると、
メールで予約確認が送られてきて、
当日、乗車前に最終確認メールが送られてきます。
チケットは特になく、乗車時に名前を伝えるシステムです。
京都駅の乗り場は、トイレがない!
実際に乗車したのは、大阪ではなく、京都駅八条口G2のりば。
この乗り場、周辺にお手洗いがないので、要注意です。
駅の改札内などで済ませておくのが無難です。
少し早めに乗り場に行くと、まだ出発便はいくつかあるようで、
深夜0:30過ぎにもかかわらず、待っているお客さんが結構いました。
1号車4,700円と、2号車3,500円の違いは?
しばらく待っていると、静岡行きのバスが到着。
1号車はウィラーのバス、2号車は帝産観光バス、2台での運行です。
3,500円で乗れるのは、2号車です。
今回の、1号車と2号車の違い。
1号車は、
11列(リクライニング角度大、座席間隔広い)、電源やフード付きの座席。
2号車は、
12列(リクライニング角度小、座席間隔狭い)、電源なし、フードなし。
座席のランクとしては、1号車が確実に上です。
同じ空席状況なら、間違いなく1号車がいいです。
実際、1号車の方が、京都で待っている人も多かったです。
満席の1号車とガラガラの2号車
しかし、実際にはそんな単純ではありません。
1号車は満席なのに対し、2号車はガラガラでした。
予約した時点で、
1号車は「残席数」の表示、2号車は「空席あり」の表示だったので、
ある程度空席があることは予測していましたが、
実際に乗ってみたら、乗車率は半分以下。
1人2席使っても空席がある状況でした。
広めの座席で隣に誰かいるのと、
狭めの座席を2席使えるのと、
どちらが良いかは、最終的には個人の好みだと思いますが、
今回は、若干狭い座席でも、2席で非常に快適に過ごせました。
12列シートでも快適に過ごせる条件
10年ほど前に高速ツアーバスに乗った時のこと。
12列座席で足が延ばせず、隣も誰かいる状況で、
非常に苦しい思いをした経験があります。
それ以来、12列バスは可能な限り敬遠してきました。
しかし、今回乗った12列座席、意外と快適に過ごせました。
私の場合の快適に過ごせるポイントは、足が延ばせるかどうか。
前の座席の下に足を延ばした時に、
膝などがどこにも接触しなければほぼOKです。
今回のバスは、OKでした。
しかも今回は、隣が空席。
隣の人が、幅広の方だったり、スモーカーだったりすると、
ゆっくり寝られないこともあるわけですが、
今回はそんな心配もなく、ゆっくり過ごすことができました。
京都を発車してから静岡までのスケジュール
車内に、このようなスケジュール表が貼られているので、
乗車時に、しっかり確認できます。
翌朝は、浜松駅に停車してから静岡駅に向かいます。
京都南ICから名神高速に乗り、
赤塚PAで休憩後は、浜松西ICから浜松駅に向かいました。
浜松駅からは、浜松IC~静岡ICまで東名高速経由です。
浜松も、東静岡も、定刻より若干早めの到着でした。
まとめ
3,500円で大阪から静岡までのバスに乗ってみましたが、
今回は、「座席は若干狭いが空席多数(隣も空席)」という状況で、
非常に快適に過ごすことができました。
ウィラーをはじめとした元々ツアーバスだった高速バスは、
比較的フレキシブルな料金設定がされているので、
今回はおそらく、空席を埋めるために、
3,500円の割引運賃が設定されたのかもしれません。
ということで、スタンダード座席の超格安バスでも、
運が良ければ(座席が狭くなくて空席が多ければ)、
非常に快適に過ごせることが確認できました。
空席は、自分ではコントロールできないので、
運次第なのが難しい所ですが、
比較的直前の予約で、空席あり(実数表示なし)の場合は、
チャレンジしてみてもいいのかな、と思います。