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大阪から富山へお得に移動する方法

大阪から富山方面、主な交通手段は「サンダーバード+新幹線」

北陸新幹線が2015年に金沢まで開業しました。

それ以降、大阪から富山方面へ鉄道で移動する時は、金沢での乗り換えが必要になりました。

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大阪から金沢までは、従来通りサンダーバードで2時間半程度。

金沢から富山までは、北陸新幹線で30分弱。 

乗り換え時間を含めると、合計3時間を超える移動になります。 

 

金沢から富山までの在来線は、新幹線開業と同時に第三セクターに転換されて、「IRいしかわ鉄道」「あいの風とやま鉄道」になりました。

こちらは、JRとは別料金、特急列車もなく、時間がかかりますので、富山まで行くなら、新幹線を利用することが多いと思います。

 

ということで、今回は、

「大阪(関西圏)から金沢乗り換えで富山方面に向かう時に安く移動する方法」

をまとめてみました。

京阪神から富山へお出かけの際は、ぜひ参考にして下さい!

 

(1)2人以上で富山へ往復するなら最有力、「北陸乗り放題きっぷ」

往復+北陸地区乗り放題で、1人15,560円です。

往復は、サンダーバードの指定席と北陸新幹線の自由席が利用できます。

 

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大阪から富山までは、後ほど紹介する「WEB早得1」を利用しても、片道7,810円(往復15,620円)かかります。

つまり、乗り放題までついて、往復より安い!

 

ただし、安い分、いくつか条件があります。

・2名以上での利用が条件

 → 1人で出張する時や、のんびり1人旅の時は利用できないのが残念です。

JR西日本のインターネット予約「e5489サービス」からの予約限定

 → 窓口などでは購入できません。会員登録(無料)が必要。

 

ちなみに、乗り放題区間は、

福井県・石川県・富山県のJR・第三セクター

サンダーバード」や新幹線「はくたか」「つるぎ」の自由席、IRいしかわ鉄道やあいの風とやま鉄道も乗車可能なのは魅力的です。

 

大阪から富山まで単純に往復するだけでもお得ですが、富山・石川・福井を周遊するような旅行にも最適ですね。

有効期間は3日間です。

 

オプションとしては、「グリーン車用」があります。

普通車用+2,000円の料金で、往復、サンダーバードグリーン車に乗車できます。

(フリー区間内は普通車自由席のみ。)

 

そしてもう1つ、お得な情報。

このきっぷ、子供は1人3,000円の激安価格です!

小学生がお得なのはもちろんなのですが、未就学児のために指定席を取ることも、この価格ならあまり抵抗なくできそうです。

 

(2)早めの予約で空席があれば・・・WEB早得1

大阪から富山まで、片道7,810円(往復15,620円)です。

席数限定、前日までの予約限定なので、富山に行くことが決まったらすぐに空席をチェックしましょう!

 

実際に使ってみた記録はこちら!


こちらも、JR西日本のインターネット予約「e5489サービス」からの予約が必要です。

 

なお、このきっぷは、専用の乗車券とセットの発売限定なので、手持ちの乗車券との併用などはできません。

 

(3)J-WESTカード会員なら・・・eきっぷ

大阪から富山まで、8,640円(往復17,280円)。

割引額としては、自由席の価格で指定席に乗れるぐらいになります。

 

このきっぷは、J-WESTカード(クレジットカード)会員限定。

さらに、乗り放題きっぷやWEB早得1と同様に、ネット予約限定です。

一方で、人数制限、席数の制限や購入期限がないので、急な変更にも対応しやすいのがメリットです。

 

J-WESTカードは、JR西日本のクレジットカード。

入会手続きは若干手間ですが、

JR西日本のインターネット予約「e5489サービス」がお得に利用できます。

年会費は無料です。(エクスプレス予約を利用する場合は有料。)

 

J-WESTカードについて詳しくまとめた記事、こちらも参考にしてください!

 

 (4)頻繁に利用する、または金券ショップに行けるなら・・・指定席特急回数券

大阪から富山まで、6枚つづりで49,560円。
1枚あたり、8,260円(1往復あたり16,520円)です。
大阪から金沢までのサンダーバードの指定席、金沢から富山までは新幹線の自由席が利用できます。
 
1回あたりの価格で見ると、WEB早得1より高いものの、実は、eきっぷより安いです。
3人で往復する場合や、3ヶ月以内に3往復することが決まっているなら、1冊まとめて購入すれば、かなりお得に利用できます。
 
また、金券ショップに行くと、この回数券のバラ売りもされています。
この場合、現金購入にはなりますが、eきっぷより安く売っていれば、検討の価値ありです。
 

(5)普通に購入するといくら?

最後に、普通に乗車券と特急券を購入した場合の価格です。
大阪市内から富山までの運賃が5,620円。
大阪から金沢までの指定席特急料金が、通常期、乗継割引で1,450円。
金沢から富山までの新幹線の自由席特急料金が1,840円。
合計8,910円です。
サンダーバードも自由席にすると、8,650円。
この場合、eきっぷとほぼ同額(10円の差)です。
 

まとめ

大阪から富山まで、
サンダーバードと新幹線で移動する場合の料金を比較してみると・・・
 
(1)北陸乗り放題きっぷ<WEB限定、前日購入、2名以上>
   片道設定なし、往復15,560円
(2)WEB早得1<WEB限定、前日購入、座席数制限あり>
   片道7,810円、往復15,620円
(3)eきっぷ<J-WESTカード会員限定、WEB限定>
   片道8,640円、往復17,280円
(4)指定席特急回数券<1セット6回分>
   1回あたり8,260円、2回(往復)16,520円
(5)普通乗車券+特急券(自由席利用の場合)
   片道8,650円、往復17,300円
 
それぞれ、制約条件が違ったり、価格も違いますので、利用する目的に応じて、上手に使い分けましょう!