名古屋から富山まで、何で移動する?
名古屋から富山まで、乗り換え案内を検索すると、
鉄道での移動が結構不便なことが分かります。
主なルートは3つ。
(ジョルダンの乗換案内の検索結果)
(1)特急「ワイドビューひだ」
(1)は本数が少なかったり、
(2)(3)は遠回りで料金が高かったりして、
なかなか使いにくいですね。
予定が合えば、(1)と(2)で
片道乗車券(名古屋市内→富山→岐阜)を利用するのも面白そうです。
このように、鉄道があまり便利でない一方で、
高速バスが、数年前から存在感を増しています。
その理由は、東海北陸道の全線開通です。
高速バスを使えば、名古屋から富山まで、
3時間半程度で、5,000円前後で移動することが可能です。
今回は、富山から名古屋まで、
「北陸ドリーム名古屋号」で移動した時の記録です。
2週間前に予約しようとしたら・・・ほぼ満席!
予約は、JRバスの予約サイト「高速バスネット」から行えます。
最近は、窓口に行ったり電話したりしなくても良くなり、便利です。
ところが、2週間ほど前に空席を見てみると・・・満席!
その後、毎日1~2回空席チェックをしていたら、
ちょうど1席空席が出ていて、何とか予約することができました。
今回は、定価5,500円、ネット購入の割引で、5,280円でした。
富山駅から乗車!
富山駅の出発時刻は23:34。
バスは、金沢から高岡を経由して富山に来るので、
到着は、出発の5分ほど前でした。
到着したバスは、西日本JRバスの「グランドリーム」の車両。
車内は、3列独立シートです。
富山からの乗車が十数人いて、車内はほぼ満席でした。
乗車券は、高速バスネットのサイトから表示できるQRコードで、
乗務員さんの端末でスキャンしてもらうだけ。
紙の乗車券は必要なく、便利な世の中ですね。
バスは、時刻通りに富山駅を出発しました。
途中での休憩は2回
富山駅を出発すると、バスは、高速道路に入り、
名古屋駅まで向かいます。
途中、呉羽PAと、ひるがの高原SAで休憩があり、
車外に出ることができます。
他にも何回か、乗務員休憩等のために停車しましたが、
そちらでは外には出られませんでした。
2回休憩って、最近では珍しいですね。
ただ、深夜のひるがの高原SAでは、
私を含めて、ほとんどの乗客が車内に留まっていました。
3列の高速バスは、やはり、快適です。
Wi-Fiや電源も完備、隣を気にしなくて済むカーテンも完備で、
周りを気にせず、ゆっくり過ごすことができました。
乗車時間が6時間弱でしたが、5時間ほどは寝ていたと思います。
定刻に名古屋駅に到着
名古屋駅到着予定は5:20。
バスは、若干早く、5:10頃に名古屋駅に到着しました。
次に乗る列車は6時過ぎなので、少し時間があったのですが、
どこで何をするか、悩みます。
今回は、吉野家でゆっくり朝食をとることにしました。
同じように夜行バスで到着した人が駅周辺にいましたが、
デニーズに行ったり、ネットカフェに向かったり、
名古屋駅構内で列車の出発を待ったり。
過ごし方は色々ですね。
まとめ
金沢・高岡・富山から名古屋へ向かう、「北陸ドリーム名古屋号」。
3列シートで、名古屋~富山間で途中の乗降もなく、
非常に快適に過ごすことができました。
料金も、昼間の高速バスより若干高いですが、
鉄道(特急利用)と比べると格安。
出発時刻・到着時刻も、鉄道が全く使えない時間帯なので、
非常にお得感が高い夜行高速バスだと思いました。
今回の私の場合もそうでしたが、
予約が早く埋まってしまう人気路線だと思いますので、
行程が決まったら早めに予約するのが良いと思います。