粗大ごみは結構お金がかかる・・・
先日、知人が引っ越すということで、粗大ごみの処理をお手伝いすることになりました。
大阪市で、粗大ごみを捨てようと思うと、主に3通りの方法があります。
(1)民間業者に依頼する。
(2)粗大ごみ処理手数料券を購入して回収を依頼する。
(3)ごみ処理工場に持ち込む。
(1)民間業者はやっぱり高い・・・
最初、できるだけ楽に済ませたいということで、リサイクルショップや処理業者に連絡してみました。
そうすると、業者によってバラツキはありましたが、提示されるのは数万円~十数万円の価格。
ベッドやタンス、棚などの家具で、リサイクルできるものは、かなり限られるようで、結局は廃棄処分になるということでした。
業者の人件費等+ごみ処理費用で、結構な価格になるようです。
しかし、十数万円はちょっと取りすぎな気もします・・・
(2)ごみ処理券は手軽だが、量が多いと意外と高くつく
ごみ処理手数料券を使用する場合の手順は下記の通り。
- ネットか電話で、ごみの種類を申告して回収を申し込みます。回収日は最短で1週間後ぐらいになることが多いので、引っ越しの時は早めに申し込むのが良さそうです。(日付指定もできます。)
- ごみ処理手数料券を購入します。コンビニやスーパーなど、扱っているお店は多いので特に困ることはありません。処理価格は、ごみの種類やサイズによって、200円~1000円に決められています。
- ごみ処理手数料券に受付番号を記入して、ごみに貼り付けます。
- 指定日に、回収場所(申し込み時に指定、自宅やマンションのごみ置き場など)に出します。そうすると、指定された日に指定の場所に回収に来てくれます。
量が少ない時は、非常に手軽で、最近はインターネットでも申し込みができるようになったので、私も何度も利用しています。
ただ、粗大ごみの数や量が多かったりすると、トータルで1万円を超えてきたり、結構な金額になってしまいます。
(3)ごみ処理工場への持ち込みは格安だが、1日で全部処理するのは難しい
ゴミ処理工場への持ち込みをする場合、処理費用は、10kgあたり90円です。
仮に1トン捨てたとしても9,000円。
ゴミ処理券と比較すると、ベッドやソファー(1台1,000円)などは、だいぶ格安な気がします。
逆に、布団(4枚まで200円)や電気こたつ(200円)などは、回収の方がお得感が高いですね。
あとは、車を持っていなかったり荷台が小さかったりする場合は、レンタカー代、ガソリン代なども必要です。
加えて、ごみの積み下ろしやごみ処理工場までの移動、手続きや待ち時間など、ある程度時間もかかるので、自分の人件費もよく考えましょう。
以前住んでいた自治体では、粗大ごみをごみ処理工場へ持ち込むとき、何でも一緒に持ち込んでOKでした。
しかし、大阪市はそうではなく、いくつかに分類する必要があります。
・一辺が1m程度以上の不燃物 → 舞洲工場の破砕処理設備へ
・一辺が1m程度以上の可燃物 → 舞洲工場の破砕処理設備へ
・一辺が1m程度以下のもの → 各区を担当する工場へ
そして、それぞれ、別の日に、違う場所に持ち込む必要があります。
1m以上の可燃物と不燃物は、同じ舞洲工場に持ち込むことになりますが、混載はNGです。1m以下のものを混載するのもNGです。
また、持ち込み回数は、全工場合わせて、1人1日1回に制限されています。
ですので、午前中に舞洲工場、午後から別の工場・・ということもNG。
ということで、いろいろなサイズのゴミ、しかも可燃と不燃があると、3日間別々の日に持ち込む必要が出てきます。
なかなか、そんなに会社休めないですよね・・・
時間もお金もできるだけ節約するために、どうしたか?
そんなわけで、知人と相談した結果、(2)のごみ処理券と(3)の持ち込みを、組み合わせることにしました。
まず、寸法の大きいベッドは、ほとんど可燃だったので、舞洲工場に、可燃物の1m以上のものを持ち込みます。
そして、1m以下のものは、西淀工場に持ち込みます。
最後に、残ったものや、1m以上の不燃物は、手数料券で処理することにしました。
持ち込みについては、1人1日1回ということなので、私の名前で午前中に西淀工場(1m以下)、知人の名前で午後から舞洲工場(1m以上の可燃物)に持ち込みをすることにしました。
(この方法、ごみの排出者は同じなので、厳密にはNGなのかもしれません・・・)
実際に持ち込んだ時の記録は、こちらを参考にしてください!