粗大ごみを捨てに、大阪市のゴミ処理施設へ!
知人の引っ越しで、粗大ごみの回収と持ち込みをお手伝いすることになりました。
大阪市の粗大ごみ回収と持ち込みの仕組み、そして、決めた経緯はこちら。
ごみの持ち込みには、結構細かい規定がいろいろあります。
大阪市:ごみの持込み (…>施設・コミュニティ>ごみ処理施設(清掃工場))
捨てるものの区分は、大きく分けると3種類。
(1)最大辺1m程度以下のもの → 各区を担当する工場へ。
(2)最大辺1m程度以上の可燃物 → 舞洲工場
(3)最大辺1m程度以上の不燃物 → 舞洲工場
この中で、(2)と(3)は、同じ場所に持ち込むのですが、混載できない(一度にどちらかしか捨てられない)ので、別々の日に持ち込まないといけません。
さらに、持ち込みは1人1日1回、家庭のごみの受け入れ時間は、火~金曜日の午前(9-11時)と午後(13-15時)です。
ですので、いろいろな種類のごみを全部捨てようと思うと、最大3回(3日間)持ち込みをする必要があります。
なかなかそんなに休めないですよね(^_^;)
今回は、粗大ごみのうち、1m以上の可燃物(2)を、舞洲工場に持ち込んだ時の記録です。
1m以下の粗大ごみを西淀工場に持ち込んだ時の記録はこちら。
まず、前日までに電話で予約
ごみの持ち込みには、事前予約が必要です。
今回はシーズンオフ(?)だったので、同じタイミングで他に家庭ごみを持ち込んでいる人には出会いませんでしたし、予約もすんなり受け付けていただけました。
3月の引っ越しシーズンや12月の大掃除シーズンなどは、結構混雑するのかもしれません。
以下、私が予約した時の手順です。
- 持ち込む工場に電話する。(受け付けは平日昼間)
- 家庭ごみを持ち込むことを伝えて、必要事項を伝える。
ごみの種類は、結構しっかり聞かれるので、事前にリストアップしておくと良いです。
他に聞かれたのは、名前と住所、持ち込む日時、車種、何人で来るか、など。
- 予約が取れたら、持ち込み時の注意事項をしっかり聞いて、必要なことはメモする。
工場の受付場所、駐車場の場所など、しっかり聞いておかないと、迷いそうでした。一応現地にも案内はありますが。
あと、身分証明書と車検証が必要だと言われると思いますので、忘れないようにしましょう。
車を借りて、ごみを積み込み!
私も知人も車は所有していないので、まず、車を借りました。
今回使ったのは、タイムズカーシェアのNV350キャラバン。
この車、荷室の長さは3m以上で、最大1トンまで積めるとのこと。
スペースは広い方が、多少乱雑に積んでも収まるので、こういう大きい車が使えるのはとても助かります。
料金も、ベーシッククラスの料金なので、15分につき206円。今回は、3時間半ほどで、3,000円弱でした。
ただ、タイムズカーシェアでこの車が配備されている場所は、東京や大阪を中心に、非常に限られたステーションになりますので、場所の確認と早めの予約が必要です。
車を借りたら、知人の自宅でごみを積み込み、出発です!
今回は、1m以上の大きい物ばかりですが、個数は少なかったので、比較的短時間で積み込みは完了しました。
いざ、舞洲工場へ!まずは受付へ。
福島区と此花区以外から舞洲工場にごみを搬入する時は、阪神高速で舞洲まで行くように指定されていて、電話で予約する時にも念を押されました。
特にチェックがあるわけではないですが、周辺住民(舞洲付近にあまり住宅はありませんが・・・)への配慮だと思います。
午前中、環状線から大阪港線と湾岸線を通って、舞洲に向かいました。
(阪神高速出口から駐車場までのルート)
舞洲工場は、阪神高速のICを出て、此花大橋を渡ってすぐのところ(左側)にあります。
建物や煙突など、非常に特徴的な外観です。
ウィーンの芸術家、フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏によりデザインされたものであり、建物が地域に根ざして、技術・エコロジー・芸術の融和のシンボルとなるように意図されています。
(写真と文章は、こちらのページから引用させていただきました。)
此花大橋を渡ったら、工場を回り込むように2回左折すると、工場の搬入口があるので、そこから入場します。
そして、今度は、工場内の道路。
工場の敷地内を周回する形になっていて、時計回りの一方通行になっています。
搬入口から入って、工場内を3/4周ほどしたところに、受付用の駐車場があり、一旦駐車して、事務所で受付をします。
この時、車検証を持って行かないといけませんので、要注意です。
私も、一度忘れて取りに戻りました・・・
(レンタカーやカーシェアリングでも、通常、車内(助手席の前など)に入っています。)
事務所は6階。1階で、靴からスリッパに履き替えて、エレベーターで向かいます。
エレベーターを降りて正面の通路をしばらく直進すると、ようやく受付場所にたどり着きました。
予約した名前を伝えて、書類を記入して、車検証と本人確認書類を確認して、準備完了。
工場内の地図とともに、ごみを捨てる手順を説明していただいて、ようやく出発です!
工場内をぐるぐると・・・
駐車場から、まずは指定された計量場所へ。
ごみを捨てる前の車の重量を測定します。
計量は無人で、車に乗ったまま、受付の時に渡されたICカードを機械にかざすと自動的に測定されます。
計量が終わると、ごみを捨てる場所、破砕設備の場所に向かいます。
一方通行ですし、受付でもらった地図を見ながらゆっくり行けば、迷う心配はあまりありません。(間違えても、もう1周すればいいだけです。)
到着したら、担当の方の指示に従って、指定された場所に車を止めて、ごみを捨てます。
知人と一緒にごみを捨て、破砕設備を興味津々に見たりスマホで撮影したりしていたら、「工場の見学もしてますので来てくださいね」と案内していただけました。
(なかなか出発せず、ただ迷惑なだけだったのかも・・・)
そのうち、行ってみたいと思います。
最後、計量して再び受付へ。
ごみを捨て終わったら、再び計量です。
またICカードをタッチして計量が終了すると、ごみを捨てる前後の計量結果が書かれた、レシートのような紙が出てきます。
その紙を持って、再び、駐車場に車を止めて6階の事務所へ。
ICカードと計量結果を渡して、料金を支払います。
今回の計量結果は、190kg、料金は1,710円でした。
ごみの持ち込み、無事終了!
ということで、舞洲工場へのごみの持ち込みが無事終了。
再び高速道路を利用して、車を返却しました。
今回かかった費用。
・レンタカー代(タイムズカーシェア)約3,000円
・ごみ処理代1,710円
・高速代約1,200円
合計6,000円ほどで、ベッド数台、棚数台、マットレス数枚、等の処分ができました。
あとは、約3時間半×2名分の人件費。
時給1,000円なら7,000円ですが、時給10,000円なら70,000円!
こう考えると、捨てに行くより回収を頼んだ方が効率的な気もしますが、個人的には、前から一度行ってみたいと思っていたので、満足です。
また近いうちに、1m以下の粗大ごみを持ち込んだ時のこともまとめようと思います。