大都市近郊区間の大回り乗車で出かけてみました!
「大回りって何??」「大回りについてもう一度おさらいしたい!」という方は、ぜひ一度こちらをご覧ください。
今回はその続編。
気軽にお読みいただき、実行する際の参考にしていただければ幸いです!
大阪近郊区間の大回り、今回のルートは?
スタートは、大阪環状線の福島駅。
購入した乗車券は、福島駅から130円、大阪駅までです。
そして、ルートは、下記の通りです。
(地図の引用元:大都市近郊区間内のみをご利用になる場合の特例│きっぷのルール:JRおでかけネット)
路線名で言えば、
福島(大阪環状線)今宮(関西本線)柘植(草津線)草津(東海道本線)米原(北陸本線)近江塩津(湖西線)山科(東海道本線)大阪
乗った列車と乗り換えた駅で言えば、
福島(大和路快速)加茂(普通)柘植(普通)草津(新快速)長浜(普通)近江塩津(普通)近江今津(普通)山科(高槻から快速)大阪
こんな感じです。
営業キロで計算すると、乗車距離は337.5kmでした。
337.5kmと言えば、ざっくり、大阪から広島と同じぐらいの距離です。
このルート通りの乗車券を買ったら、5,720円(途中下車不可)。
これだけの距離を、130円で楽しめるのですから、
乗り鉄にはたまりません(笑)
まあ、一般の方には苦行としか思えない感じなんでしょうか・・・
大阪駅の隣、福島駅から出発、奈良県から三重県へ
最初に乗るのは、大和路快速、加茂行きです。
車両は221系。
車内は転換クロスシート、加茂まで1時間近く乗り換えなしなので、ゆっくり過ごすことができました。
加茂に着くと、次に乗るのは、亀山行きのディーゼルカー、キハ120です。
大阪に住んでいると、ディーゼルカーに乗る機会はなかなかないので、たまに乗りたくなっ時、ふらっと訪れるのにちょうどいい場所です。
三重県から滋賀県へ
柘植でキハ120を下車して、草津線、草津行きに乗り換えます。
柘植駅では、乗ってきた亀山方面の列車と、反対方向の加茂行きの列車、そして、草津線の柘植折り返しの列車、全部で3本が、同じタイミングで発着していました。
単線の行き違いと乗り換えの便も考慮されて、結構効率的ですね。
車内は転換クロスシートで快適でした。
草津で乗り換えたのは、新快速長浜行き。
草津駅では案内していませんでしたが、前4両が長浜まで、後ろ8両は米原で切り離しでした。
運良く前方に乗っていたので、そのまま長浜まで座って移動できました。
長浜から、琵琶湖の北を回って京都へ
521系の2両編成です。
そして、近江塩津で乗り換えたのも521系、湖西線の近江今津行き。
このあたり、昔は、413系や419系、475系など、個性的な車両たちが揃っていて面白かったのですが、ほとんど521系になってしまいましたね。
近江今津で乗り換えたのは、普通、京都行き。
113系8両編成、うち4両は、草津線向けの「忍トレイン」でした。
「忍トレイン」は、草津線限定運用ではないようです。
久々に113系のセミクロスシートを見かけましたが、やはり快適さを選び、すぐに転換クロスシートの車両に移動しました。
山科で下車し、「高槻から快速」の221系に乗り換えます。
あたりはもう夜。ずいぶん長いこと乗り続けてきましたね・・・
ということで、大阪駅に到着。
長い旅が終わりました。
近郊区間の大回り乗車をする時の注意点
(1)ICカードでなく、きっぷで乗ること!
大回りを終えて、下車する時の話。
今回は、券売機で買った、130円の乗車券を、おそるおそる自動改札機に入れました。
すると・・・
福島駅で入場してから7時間ほど経過していましたが、何事もなく通ることができました。
以前の私の失敗談ですが、ICカードで乗車してしまうと、時間制限があるため、係員のいる改札口に行かないといけなくなります。
説明が面倒だったり、恥ずかしかったりするので(笑)、
「大回り乗車はきっぷを買う」(ICカードはNG)ということ、覚えておきましょう。
(2)大回りのルートを決めて、説明できるようにしておく
今回はありませんでしたが、時々、車内改札できっぷの提示を求められることがあります。
例えば、草津線や北陸線で、「福島→130円」のきっぷを見せたら、「どちらまでですか」と聞かれる可能性が高いです。
「大阪駅まで、大回り乗車しています」と言えば、理解してもらえることが多いと思いますが、一応、ルートの説明ぐらいはできるようにしておくべきだと思います。
ここまでどこを経由してきたか、ここから先どこを経由してどこまで行くか、説明できれば、問題ないと思います。
(もちろん、同じ駅を2回通らないルートで!)
(3)終電や待ち時間に注意
大阪や東京の近郊区間は、かなり広いです。
そして、中には、「ローカル線」的な路線も含まれています。
大回り乗車で、たくさん列車に乗りたい気持ちは私もよく分かりますが、最長ルートを目指したりすると、とても1日で終わらないルートになってしまいます。
ほどほどの距離に抑えたつもりでも、午後からの出発では間に合わない可能性が・・・
事故や天候の影響で列車が遅れたら途中で足止めされたり・・・
そんな状況などで、途中で終電を迎えてしまうと、
・帰れない
・運賃の差額精算が必要
という、非常に大きな問題が発生します。
長距離で攻めようとするときは、出発前に、時刻表などで列車の時刻を確認しておくと安心です。
近郊区間大回り乗車は、完全に趣味の世界。楽しくやりましょう!
以上、近郊区間大回りした時の記録と、注意点をまとめてみました。
大回りしたいと思うのは、私のような「乗り鉄」や「ブロガー」など、限られた人だと思います。
しかし、実際に大回りで出かけてみると、電車の車内での過ごし方は自由です。
ボーっとする、読書、睡眠、SNS(バッテリー注意!)、仕事、などなど。
そう考えたら、意外と、「乗り鉄」でなくても楽しめるのかもしれません。
いずれにしても、趣味の世界なので、決められたルールの範囲で、楽しみながらやるのがいいですね。
限界まで距離を攻めてみるのもいいですし、乗りたい列車に乗りに行くのもOK。
ある程度ルールを理解した上で、楽しみましょう!!
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