最近流行の「キャッシュレス決済」いろいろ
最近、キャッシュレス決済のキャンペーン競争がすごいです!
「キャッシュレス還元」が一つのきっかけになっていると思いますが、いろんな会社が、自分の決済サービスを普及させようと必死です。
(1)コード決済
この1~2年で、バーコードやQRコードでの決済が、急速に拡大しています。
中国では既にかなり一般的なようですが、日本ではようやくですね。
PayPayの看板やラベルが表示されたお店は、個人のお店でもかなり増えましたし、タクシーでもかなり普及しています。
コード決済のキャンペーン競争も、なかなかすごいので、うまく利用しない手はありません!
例えば。
「メルペイ」では、1月に、50%ポイントキャンペーンをしていました。
紹介キャンペーンで1000円獲得!は、まだ続いているようです。
「メルペイ」でいつもの買い物が50%還元! - みずほのブログ
また、つい数日前には、「au PAY」の20%還元キャンペーンが始まりました。
1回の上限が3万円分と結構高いので、ビックカメラなどの対象店舗で大きな買い物を予定している人は、タイミングを合わせてもいいかもしれません。
PayPayでは対象の飲食店(吉野家、松屋、サンマルクカフェなど)で40%還元キャンペーンをしていたり。
楽天ペイでも5%還元キャンペーンをやっていたり。
ファミペイやd払いも、何かキャンペーンしているみたい。
もう、把握しきれません。
一方で、Origami Payはメルペイに吸収されたり、今後、淘汰が進みそうな雰囲気も。
私の中では、何となく、PayPayとメルペイが2強のようなイメージがありますが、今後どうなっていくんでしょうか。
(2)ICやクレジットカード決済
一方で、ICやクレジットカードのキャッシュレス決済もいろいろ頑張っています。
交通系ICはお店でもだいぶ普及してきました。
また、GoogleやAppleと提携したQUIC Payも存在感を増しています。
また、クレジットカードもICカードの対応が進んで、暗証番号だけで使えたり。
いろいろ便利になっています。
ただ、現金のみ、あるいは、最近では、PayPayか現金、というお店も、まだまだ多いのが日本の現状ですね。
とはいえ、国がやっている「キャッシュレス還元」の影響もあり、しばらく、現金からキャッシュレスへの流れは続きそうです。
余談ですが、昨年末のフィンランドでは。
6日間の旅行中、クレジットカードを使って、完全にキャッシュレスで旅行することができました。
(念のため、50ユーロ程度の現金は持っておきましたが。)
チェーン店やホテルはもちろん、トラム駅の券売機や個人商店から地方の路線バスまで、ほぼ100%、ICチップ付きのクレジットカードに対応していました。
日本の鉄道のキャッシュレス決済はどんな感じ?
最近、鉄道でも、キャッシュレスが少しずつ拡大してきていると感じています。
(1)交通系ICカード
説明するまでもなく、都市部を中心に、もうかなり普及していますね。
東京に行くと、Suica専用改札ばかりで、きっぷを使うと肩身が狭い気がしたり(笑)
私鉄などでは独自のICカードを発行していたりしますが、JRやPASMO、PiTaPaあたりは全国で相互利用できて、非常に便利です。
全体的には、現金チャージの比率がまだまだ高そうですが、クレジットカードチャージや、PiTaPaのようなポストペイなら、ほぼ完全にキャッシュレスです。
(2)クレジットカード
きっぷや定期券の購入に、使える会社も結構多いイメージです。
JRでは、駅の窓口や指定席券売機、ネット予約でも使えますね。
特急券を中心に、チケットレスも増えてきています。
私鉄や地下鉄などでは、会社によって様々ですが、定期券購入は可能な所が多いですね。
普通の乗車券や回数券はクレジットカードで買えないことが多いです。
一方で、特急券や企画乗車券はカード対応していることも。
今度、気が向いたら、私鉄各社のクレジットカード対応状況をまとめてみたいと思います!
(3)コード決済
あまり認識していなかったのですが、いつの間にか、いろいろ始まってます!!
まず、この前知ったのが、「長良川鉄道」。
列車内(降車時)の支払いが、PayPayでできるとのこと。
やってみたい!!
他に本格的に導入している鉄道会社は見つけられませんでしたが、バスではいくつか導入されているみたいです。
また、実証実験は、JR東日本や東急、阪神など、いろんな鉄道会社がしているようです。
大阪市交通局もいろいろ動いています。
大阪メトロの券売機でQRコード決済導入予定 - みずほのブログ
大阪市バス「守口金曜深夜便」で、バス代のLINE Pay決済を初体験! - みずほのブログ
おまけに、決済とはちょっと違いますが。
去年乗った沖縄の「ゆいレール」では、乗車券がQRコードでした。
持ち帰れるのもいいですね(^_^)
中国からの旅行者も(一時的に減っていますが)増えていくとなると、今後、QRコード決済は、避けて通れない道かもしれません。
個人的には、(技術的な問題や決済手数料などはおいといて)、鉄道でもバスでも、どんどん導入してみたらいいと思います。
まとめ・・鉄道のキャッシュレスは道半ば
最近、お店のキャッシュレス決済が一気に拡大しているのに対して、
鉄道は「もう少し先の話」になりそうな雰囲気です。
クレジットカードが使えない会社やきっぷも多いですし、QRコード決済は、まだ実証実験レベル。
本格導入にはまだ少し時間がかかりそうです。
導入しなくても乗る人は乗りますし、QRコード決済の可否で鉄道会社を選ぶケースも多くなさそうだと考えたら、どうしても後回しになるのかもしれません。
私の勝手な妄想ですが、乗客の多い都市部ではICカード、小規模な地方私鉄などではコード決済、みたいに、うまく使い分けがされていくのではないかと思います。
5年後、10年後に、鉄道の料金の支払い方法がどのように変わっているか、楽しみにしながら見守りたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!