大井川鐵道といえば、まず思い浮かべるのがSL。
今回は、SL急行の、予約から、乗車券の購入、そして、実際に乗るまでの記録です。
「SLに乗ってみたい!」と何度も子供に言われて、
「また今度ね♡」とごまかしてるお父さん、お母さん!
大井川なら、いつでもSLが待っています。(通年、ほぼ毎日運行!)
ぜひ、私の体験談も参考にしながら、親子でSLの旅を楽しんでみてくださいね!!
大井川鐵道のSL・・・ネットで予約が便利!
大井川鐵道のSL急行は、全車指定席。
乗車には、急行券が必要です。
空席状況は、ネットで確認できます。
(リアルタイムではなく、毎日17時頃に更新。)
予約は、ネットか電話ですることができます。
ネット予約は前々日まで。
前日・当日は、電話か窓口での受付になります。
そして、ネット予約の受け取りを新金谷駅か千頭駅でする場合、乗車券に名前が入るサービスもあります。
(きっぷの写真は、上記サイトから引用)
今回は、大人1名と子供1名、合計2席で予約しました。手順は3ステップ。
(1)ネットで必要事項を入力して送信
特に入力に困る項目はありませんでした。
日付と行き先の選択は、間違えないように要注意です。
コンピュータ乗車券の名前も、ここで決めて入力します。
今回、私は、子供2名の連名にしました。
「〇〇 △△・◆◆」という感じです。
(〇〇:姓、△△:長男の名前、◆◆:次男の名前)
(2)メールで回答が届く。
翌日の午後、メールを確認すると、回答メールが来ていました。
予約はOK!
予約番号と予約内容が記載されています。
ちなみに、座席は、当日のお楽しみ!!
(3)きっぷを受け取る
当日は、新金谷駅前の「プラザロコ」できっぷを受け取りました。
この「プラザロコ」では、カード決済が可能。(金谷駅では不可。)
ということで、金谷駅から新金谷駅までは普通に乗車券を購入し、新金谷からのSL区間の乗車券は、「プラザロコ」で購入することにしました。
金谷から新金谷まで、若干余分にお金がかかりましたが、カードのポイントが貯まるのと、硬券を持ち帰れたので、個人的には満足です。
ということで、無事、チケットをゲット!
あとは乗るだけです。
SLかわね路1号、新金谷発10:52、千頭行き
この日のSL急行は、新金谷から千頭まで1往復の運転でした。
新金谷の出発は、10:52。
10:40頃に改札を入ってホームに向かうと、既にSLが停車していました。
編成は、
先頭のSLがC108、その後ろに旧型客車5両、そして、電気機関車のE34。
旧型客車5両のうち、1両はお座敷車、1両は展望車、残りが普通車(ボックス席)でした。
指定された席は3号車、進行方向右側のボックスでした。
予約したのは2席でしたが、残り2席にはお客さんは来ず、1ボックス使ってゆったり過ごすことができました。
荷物を置いて、席に座って、しばらく待っていると、定刻に、汽笛とともに発車!!
SLの旅の始まりです。
大井川沿いをゆったり走る、SL車内のお楽しみ
SLの運転速度は結構ゆっくり。
大井川や山など、なかなか楽しめます。
冬なので、トンネル前後で窓を開けたり閉めたり、という体験はありませんでした(^_^;)
窓の下の栓抜きや灰皿は、昔のまま。(全車禁煙です。)
こんな感じで乗客はビール飲みながらゆっくり過ごしてますが、機関車では石炭の補給とか大変なんだろうな・・・
車内のアナウンスも、見える景色や沿線の名所や駅の案内、SLの豆知識など、いろいろ楽しませてくれます。
そして、車内販売もなかなか充実しています。
お弁当と飲み物は事前に調達していましたが、「車内限定のお土産」を購入。
・SL動輪焼き(厚さ5cmのあんこをはさんだどら焼き、3個入り)980円
・SL人形焼(SLの形に、大井川鉄道沿線のお茶あん、8個入り)940円
車内限定って言われると、ついつい買っちゃいますよね(^_^;)
しかも、1000円でおつりがくる、絶妙な価格設定。
ハーモニカの演奏なども聞きながら、大井川に沿ってゆっくり走り、あっという間に終点の千頭まで到着しました。
乗車時間は1時間ほど。
それなりにゆっくりできて、でも長すぎず、ちょうどいい所要時間です。
子供と一緒に乗る時、トイレは必ず乗車前に!!
子供と一緒に列車に乗る時、気になるのは、お手洗い。
SL急行の車内のトイレは、5号車に1か所でした。
3号車から、4号車のお座敷車両を抜けて、5号車へ移動。
ちなみに、お座敷車両は、おでん列車。
旧型客車のお座敷列車で、こたつに入っておでんとお酒。
酒好き鉄道マニアの好きなポイントを完全に押さえてますね(^_^;)
さて、旧型客車のトイレは、もちろん和式です。
そして、狭い!
停車中は使用できない・・・と案内されていたので、いわゆる「垂れ流し」式のようです。
ということで、洋式トイレが常識の子供たちには、ちょっとハードルが高いかも。
うちの子も、「こわい」と言って、退散しました(笑)
ということで、子供のトイレは、乗車前に済ませておくのが安全です。
大井川鐵道のSL急行、お値段は?
まず、SL急行の急行料金が820円(こども410円)かかります。
そして、乗車券が、新金谷から千頭までなら1750円。
ということで、約1時間のSL急行の旅のお値段は、合計2570円です。
今回は、大人1名と子供1名で、3860円でした。
(あと、ビールとジュースとお菓子とお土産を加えると、合計6000円ほど。)
また、金谷から千頭まで往復するなら、乗車券の代わりに3500円のフリーきっぷも使用可能です(2日間有効)。
「2570円」と言われると、移動手段としては結構高いと感じます。
ただ、「日本唯一のSLテーマパーク」の看板アトラクションに乗ると思えば、大満足の金額ではないでしょうか(笑)
ちなみに、私の場合。
大阪から大井川までの移動も含めると、3万円コースでした(^_^;)
乗換案内アプリより時刻表!大阪から大井川鐵道までの移動 - みずほのブログ
まとめ
大井川鐵道のSL急行の、予約から実際に乗るまでの様子をご紹介しました。
家族で私が一番楽しんだ自信がありますが、子供の記憶にも残ったようで、はるばる行った甲斐がありました。
全国でも数少なく、なかなか乗る機会がないSL。
いつまで乗れるかも分かりません。
そんな中でも、SLの運行に全力投球し続けている大井川鐵道。
遠方の方も、機会を見つけて、一度乗りに行ってみてはいかがでしょうか。
大人も子供も、一生の思い出になること間違いなしです!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。