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「WEST EXPRESS銀河 紀南への旅」の記録【復路/銀河編(2)】銀河の車内を探検!

「WEST EXPRESS銀河の旅」。今回は、車内を紹介します。

これを読むと、

・「WEST EXPRESS銀河」の車内の様子が分かります。

・自分にはどの席が合いそうか、選ぶ時の参考になります。

・WEST EXPRESS銀河の車内の様子をリアルに体感できます(^^)/

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※2021年7月に乗った時の記録です。

 

 

【6号車】グリーン個室とフリースペース

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6号車は、京都寄りの先頭車。

運転席のすぐ後ろに、フリースペース「彗星」、そこから後ろにグリーン個室「プレミアルーム」があります。

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(車内の見取り図:WEST EXPRESS銀河のサイトから引用)

(1)フリースペース「彗星」

京都方の運転席のすぐ後ろに設けられたフリースペース「彗星」。グリーン車以外の乗客が前面展望を楽しむことができるのは、ここだけです。(新宮寄りの1号車は、グリーン車専用。)

ちなみに、運転席は、117系の雰囲気そのままです。

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「彗星」は、4~5人も入れば「密」になってしまう、あまり広くない室内ですが、座席が2つと、前面展望を楽しみながら立ち話できそうなスペースも用意されています。

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117系なので仕方ないのですが、運転席との間の窓は高めで小さいです。小さい子供は抱っこしてあげましょう(^^;)

(2)グリーン個室「プレミアルーム」

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個室は、1人用個室が1室、2人用個室が4室で、計5室。個室の形が長方形でなく台形になっていたりして、独特な構造です。

乗ってみないと見られない、2人用個室の室内の様子はこちら!!

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窓側を向いて座れるソファーのようなシート。背もたれを窓の方に向かって動かすと・・・

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2人ぐらいで寝られるベッドになります。夜行列車ではシーツが用意されますが、今回は昼行ということで、ありませんでした。

こんな感じのベッドなので、男性2人で夜行の「プレミアルーム」に乗るのは、個人的にはあまりおすすめできません(笑)

一方、カップルで夜を楽しむにはピッタリです。

 

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ベッド・ソファーからテーブルをはさんで反対側には、1人用の座席。最も机が使いやすいのはこの席です。意外と居心地が良い場所でした。この席があるので、昼行では、3人での利用も想定されているようです。(現在は密を避けるため定員2名。)

そんな感じのゆったりした個室。私は、小学生の息子と2人で、若干スペースを持て余しつつも、ゆったり過ごすことができました。

 

ということで、WEST EXPRESS銀河の中で、私も息子も断然おすすめなのが、この「プレミアルーム」です。(他の席と乗り比べたわけではありませんけど。)

扉が閉まりカギがかけられるというプライバシーがしっかり確保されている個室なので、やはり安心です。室内では周りに気を使う必要はないですし、最近は、堂々とマスクを外して過ごせるのも、個室のメリットですね。

赤ちゃんや未就学児を連れて行く場合にも、座る・寝る場所が確保できますし、多少騒いでも迷惑がかからないので、有効な選択肢です。

そして。グリーン車なので、それなりの追加料金がかかるのですが、逆に、競争倍率は低い、狙い目の設備かもしれません。

 

【5号車】普通車指定席(ノビノビ座席)クシエット

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5号車は、パンタグラフ付きの「モハ」。

「普通車指定席」「ノビノビ座席」「クシエット」という3つの呼び名がありますが、一言で言えば、2段式B寝台の雰囲気の車両です。

今は、密を防ぐため、下段のみ使用するという、とても贅沢な使い方がされています。

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(車内の見取り図:WEST EXPRESS銀河のサイトから引用)

 

車内は、2段ベッドが向かい合った4人用の区画が4つと、バリアフリー対応の区画が1つ。お手洗いもバリアフリー対応です。

夜行の場合、ゆっくり横になって寝られるのは、ノビノビ座席の大きなメリットです。一方で、各ベッドはカーテンで仕切られるだけなので、プライバシーがしっかり確保されているとはいいがたいのが難点です。カップルで夜を楽しむのは、やはり個室でないと難しいですね。

 

【4号車】フリースペース「遊星」

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4号車は、「遊星」という名前のフリースペース。乗車している人は誰でも利用できる場所です。

日本旅行のスタッフの方は、通常、4号車で待機されています。各駅から乗車する時も4号車から乗ることになっています。お弁当の配布も4号車で行われたり、みんな旅行中何回かはお世話になる場所です。

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(車内の見取り図:WEST EXPRESS銀河のサイトから引用)

3号車側から見ると、こんな感じ。

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一番手前は立席のカウンターのようなスペース。「遊星YOU SAY」に加えて「距離SOCIAL DISTANCE」「マスク」と書いた仕切り板は、元々設置が想定されてなかったものだと思われますが、しっかり馴染んでいます。

 

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中央付近はベンチ風の席。車内イベントのステージに使えそうなスペースです。残念ながら今は感染防止のためあまりイベントがありません。

記念写真撮影用の日付入りのボードと、SNS投稿用のボードが設置されていました。

このフリースペースは照明も明るいので、お客さんが少ないタイミングを狙って、乗車記念の写真を撮るにはピッタリの場所です。

 

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その奥、5号車寄りは、4人掛けのテーブル席が4つあります。テーブルには、ボードゲームのマス目が刻み込まれているのですが、オセロ、チェス、将棋、囲碁(?)と、4つそれぞれ違うので、遊ぶ時はよく見て選びましょう。

ちなみに、今は、感染予防のため、ゲームの駒などの貸出はありませんでした。

こちらも、「遊星YOU SAY」「距離SOCIAL DISTANCE」のマークが刻まれたパネルが設置されています。

 

ちなみに、4号車や各号車のフリースペースでは、飲酒は控えるように案内がされていました。禁酒というわけではなく、「各自の席で静かに飲んでください」ということです。寂しいですが、今の状況を考えたら仕方ないでしょう。

 

【3号車】普通車指定席「リクライニングシート」「(コンパートメント)ファミリーキャビン」、フリースペース「明星」

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盛りだくさんの3号車は、3つのスペースに分かれています。

 

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(車内の見取り図:WEST EXPRESS銀河のサイトから引用)

 

4号車側にあるのが、コンパートメント「ファミリーキャビン」。

3~4人で利用できる半個室のスペースです。半個室とはいえ、通路との境目に鍵はなく、カーテンで仕切られることになるので、プライバシー的には若干不安な部分もあるかもしれません。

3人以上で銀河の旅に参加できるのは、このコンパートメントの当選者だけ。

料金は普通車ですし、結構競争倍率高いんじゃないかと予測します。と言いながらも、私が乗った日は空室だったようです(^_^;)

 

車両中央部は、「リクライニングシート」。

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広々とした座席が20席並んでいます。

ここも、密を避けるため、定員の半分以下しか予約を受け付けていないようです。逆に考えれば、2席使って広々と、ゆっくりできるので、狙い目かもしれません。各座席には電源も完備されています。(車内ではWi-Fiサービスも使えます。)

 

2号車寄りは、フリースペース「明星」。

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テーブルの周りに椅子が7つほどあるフリースペースですが、今は、仕切りを使って3~4人で机を囲む感じです。

仕切り板にはやはり「マスク」と「距離(SOCIAL DISTANCE)」の表示があります。

 

【2号車】女性専用の普通車「リクライニングシート」と「クシエット」

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2号車は女性専用車両。男性が女性専用車両で写真を撮るのはスマートじゃないと思ったので、車内の写真はありません。

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(車内の見取り図:WEST EXPRESS銀河のサイトから引用)

 

設備としては、5号車にあった「クシェット」と、3号車にあった「リクライニングシート」と同じ設備です。

車内の配置と、シートやベッドの色が違うぐらいですね。こちらの車両は、女性専用車両のお客さんとグリーン車のお客さんしか通れないことになっていますので、要注意です。

 

【1号車】グリーン車「ファーストシート」

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1号車は、グリーン車。「ファーストシート」という名前です。

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(車内の見取り図:WEST EXPRESS銀河のサイトから引用)

 

車内はこんな雰囲気。

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座席使用時は、中央通路の両側に、広々とした2人用ボックス席。(今は感染対策で1人で1ボックス使用。)寝るときは、座席をスライドさせると、線路方向にフルフラットのベッドになります。

かつての583系や開放型A寝台の、下段だけベッドになるみたいなイメージです。

グリーン個室と比べると、プライバシーの面では見劣りしますが、イスの広さとベッドの広さと寝心地の良さは、こちらに軍配が上がりそうです。なんせ、広いですからね。

ただ、コロナ禍が明けた後、2人組で向かい合わせで長時間乗車することになったら。相手との関係性によっては、結構ストレスがたまる座席かもしれません(^_^;)

 

そして、デッキは、グリーン車専用のフリースペース。グリーン車の人しか入れません。高級感のある椅子が4つ設置されています。

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まとめ

以上、WEST EXPRESS銀河の車内をご紹介しました。

多少なりとも、車内の様子や雰囲気を感じていただければ嬉しいです。

 

次回からは、新宮から新大阪まで、WEST EXPRESS銀河の旅の様子を順次お伝えしていきたいと思います。

 続きが気になる方は、ブックマークしておいて、数日後にチェックしていただけると嬉しいです。あるいは、Twitterをフォローしていただければ、公開と同時にお知らせします。

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ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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