「WEST EXPRESS銀河の旅」。今回は、串本駅出発後から紀伊田辺駅運転停車までです。
これを読むと、
・周参見駅の停車時間の楽しみ方が分かります。
・「WEST EXPRESS銀河」上りの前半戦のスピード感が分かります。
※2021年7月に乗った時の記録です。
- 【1】串本駅から周参見までは約32キロ、40分の旅。
- 【2】周参見駅に到着・・・元気があれば砂浜へ!
- 【3】周参見駅でお買い物・・・コーヒー好きならオリジナルコーヒー!
- 【4】新宮~周参見までで、旅の時間の半分が経過。でも距離は・・・
- 【5】周参見出発後は、早くも夕食のお弁当!
- 【6】白浜に停車、紀伊田辺は運転停車。
- 【7】まとめ
【1】串本駅から周参見までは約32キロ、40分の旅。
新宮を出てから串本までは、停車を繰り返しながら、約42キロを3時間以上かけて進んできました。まだ帰路ではなくて、「紀南の旅」の途中みたいな感じです。
ですが、串本を出たあたりから、とうとう本格的な走行が始まり、大阪・京都に向けて確実に進み始めます。
串本の次の停車駅は「周参見(すさみ)」です。難読駅名の一つですね。
紀勢本線は、海沿いを走りながら、時々山に入ったりして、意外と景色の変化も楽しめます。
海と言えば。「うみえるマップ」というパンフレットが、4号車のフリースペースで配られています。
WEST EXPRESS銀河の車内から海が見える景色のいいポイントを、和歌山大学の学生さんがまとめたパンフレット。これが、なかなかの優れものなんです。紀勢本線で、海がきれいに見えるタイミングを事前に知っておけるのは、とても有難いですね。乗車したらすぐにもらっておくのがおすすめです。
【2】周参見駅に到着・・・元気があれば砂浜へ!
串本駅から約40分。WEST EXPRESS銀河は、周参見駅に停車します。周参見の停車時間は51分間。串本に次ぐ長時間の停車です。
周参見での51分間、何をするかと言えば・・・元気があれば、海を見に行きましょう!駅から正面の道をまっすぐに進むと、5分足らずで砂浜にたどり着けます。「すさみ海水浴場」です。
私が乗ったのは7月で、まだ日が高かったのですが、これから秋・冬にかけて、17時前後は夕日が沈む時間になりそうです。
周参見は、10時間以上続く銀河の旅の、時間的にちょうど真ん中。大阪・京都まではまだ5時間以上列車の旅が続きます。ちょっと元気があれば、気分転換も兼ねて、砂浜まで行ってみるのがおすすめです。
砂浜に行く途中に、水色の屋根の観光案内所があり、スタンプを押したり、周参見の情報を受け取ることができます。
砂浜がしんどいという方は、駅に隣接した、高さ10mの避難タワーから、海を眺めることもできるようです。
【3】周参見駅でお買い物・・・コーヒー好きならオリジナルコーヒー!
周参見駅では、特産品の販売が行われています。海まで往復して疲れたら、お菓子や食べ物を買って・・・というのもいいのですが、実は、周参見出発後には、早くも、夕食のお弁当が控えています(笑)
周参見特産の食べ物は、その場で食べるよりも、お土産として買うのがおすすめです。
そんな中、私が買ったのは、「銀河オリジナルブレンドコーヒー」。250円ということで、コンビニやマクドナルドよりは高いのですが、ドトールやサンマルクなどと同じ価格帯。ここでしか飲めないコーヒーを買って、銀河車内で味わえます。
今回は、海までの往復が結構暑くて、冷たいものが飲みたかった!というのもあって、アイスコーヒーを購入し、車内でゆっくり味わいました。
そんな中、残念なお知らせも。
周参見駅の窓口の営業が今年6月で終了していました。コロナ禍と時代の流れとは言え、窓口が減るのは不便ですよね・・・
【4】新宮~周参見までで、旅の時間の半分が経過。でも距離は・・・
17時13分、列車は周参見駅を出発します。新宮を出てから5時間を経過し、時間的には半分ぐらいになるのですが、距離的にはまだ、京都までの約4分の1。実は、新宮から周参見まで、74kmぐらいしか進んでいなかったりします。
74kmというと、東京から国府津ぐらい、大阪から加古川ぐらい、京都から長浜ぐらい。新宮から5時間、どれぐらいのんびり走っていたか、お分かりいただけるのではないでしょうか。
ちなみに、同じ5時間、新幹線に乗れば、東京~博多の1000km以上を移動できてしまいます(笑)
【5】周参見出発後は、早くも夕食のお弁当!
13時過ぎにお弁当を食べて、15時前にカツオの刺身を食べて、夕食は遅めでいいかな・・・と思っていると、周参見発車後の17:20頃、お弁当を受け取れるという車内放送が入ります。
この時は、あえて私は行かず、長男に一人で取りに行ってもらいました。ちょっと不安でしたが、「可愛い子には旅をさせよ」という言葉もありますからね。クーポン券と引き換えに、お弁当を無事受け取って帰ってきてくれました。
2個の箱がバラバラにならないように、添乗員さんが、ビニール風呂敷で包んでくれた心遣いも、とても有難かったです。
新宮を出てから食べたり飲んだりしてばかりで、お腹もすいてなかったので、夕食は、海南駅発車後まで置いておくことにしました。
【6】白浜に停車、紀伊田辺は運転停車。
周参見の次の停車駅は白浜です。白浜と言えば「アドベンチャーワールド」。駅のいたるところに「パンダ」がいます。アドベンチャーワールド、一度も行ったことがないのですが、あまり混まない時期に、一度行ってみたいものです。
白浜の停車は13分間。あまり長くありません。白浜でも、発車時にお見送りをしていただきました。こういうお見送りは、何度あっても嬉しいですね。
白浜を出ると、次は紀伊田辺で運転停車をします。
新宮から5時間半ほどお世話になった車掌さんと運転士さんは、紀伊田辺で交代されました。100kmちょっと、5時間超の長旅。お疲れ様でした。
【7】まとめ
以上、WEST EXPRESS銀河の旅の中盤、串本から周参見を経て白浜・紀伊田辺までの様子をご紹介しました。
時間的には半分を過ぎ、距離的にも、京都まで315キロのうち3分の1ほど進んだことになります。
次回は、日も暮れてちょっと夜行列車の雰囲気になってきた、紀伊田辺から先の銀河の旅の様子をご紹介します。
お楽しみに!
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