なぜか涙が止まらない・・・
先日、広島の、平和記念公園に行きました。
広島には何度か行ったことがありますが、
広島市内の、原爆ドームや平和記念公園などは今回が初めてでした。
平和記念公園を散策。
広島平和記念資料館を見学したり、
慰霊碑や原爆ドームを眺めながら、公園を歩いたのですが、
途中で何故か、涙が止まらなくなって、
ベンチで座ったまましばらく動けませんでした。
その時の脳内BGMは、さだまさしの「広島の空」。
元々、長崎から広島に向かって歌おうという歌詞なのですが、
広島の平和記念公園で聞いても、
「焼けつくような陽射し」「路面電車」「蝉は鳴き続けていた」
などの歌詞に、妙にリアリティがあり、色々な想像を掻き立てます。
私の過去の記憶や、平和記念公園の景色や、歌詞や曲がリンクして、
それに脳が反応して、涙が止まらなくなったような感じだと思うのですが、
勝手に涙が止まらなくなるなんて、初めての体験。
とても不思議な感覚でした。
「広島の空」ってどんな歌?
さだまさしの「広島の空」。
長崎から広島に向かって、平和を願って歌おう!というコンセプトで、
「夏長崎から」というイベントとともに、歌われてきた曲です。
1945年8月9日に、長崎で原爆に被爆した叔母の体験談を胸に、
「広島の空に向かって歌う!」という、自分の決心を歌った歌詞。
「繰り返さないでね」がこの歌のメインのメッセージだと思うのですが、
個人的には、前半の、叔母が見た風景の描写などが好きです。
平和記念公園と原爆ドーム
平和記念公園では、8月6日に、平和記念式典が行われます。
私が訪れた時には、この式典の準備で、たくさんの椅子が並べられ、
式典の練習なども行われていて、一部通行規制もされている状態でした。
資料館と公園から原爆ドームまでゆっくり散策しながら、
原爆の恐ろしさをひしひしと感じました。
平和な世の中が続きますように。