子供の希望にどう応えるか
先日、家族で、山陽新幹線に乗って広島に行った時のこと。
窓の外を見ていたら、ピンク色の新幹線を発見して、子供たちが大興奮!
当然、「乗りたい」と言い出して、その時は、「また今度乗ろうな」とお茶を濁しましたが、言った以上は、記憶の新しいうちに約束を果たさないといけません。
どうしようか考えていたところ、たまたま、昼頃神戸に行く用事ができて、「これはチャンス!!」と思って、子供を連れて乗りに行きました。
ハローキティ新幹線は1編成、1日1往復
現在、JR西日本には、500系8両編成(V編成)が、8編成在籍しています。
そのうちの1編成、V2編成が、現在、「ハローキティ新幹線」として運用されています。
https://www.jr-hellokittyshinkansen.jp/
このV2編成、以前は、プラレールカーになったり、「500 TYPE EVA」になったり、なかなか個性的な過去を持っています。
そして、通常は、こだま730号(博多→新大阪)と、こだま741号(新大阪→博多)の1往復に運用されています。
「ハローキティ新幹線」の車内
今回乗った「ハローキティ新幹線」、8両全体がピンク色の外観ですが、車内で、通常の編成と特に大きく違うのが、1号車「HELLO! PLAZA」と、2号車の「KAWAII! ROOM」。
1号車の「HELLO! PLAZA」は、フリースペースで、新大阪駅の案内放送で、「1号車には座席がありません」と繰り返しアナウンスしていました。
ということで、座席があるのは2号車から8号車。
4~6号車が指定席で、残りは自由席です。
2号車「KAWAII! ROOM」は、座席も内装も特別仕様です。
3号車から8号車は、通常の500系と同じ座席ですが、ドア付近、窓の下、デッキなど、ところどころにハローキティがいて、楽しませてくれます。
そして、写真は取りませんでしたが、8号車には、他の500系と同様、子供用の運転台が設けられていました。
順番待ちの大人気でした!
新大阪から新神戸まで、あっという間の12分間!
新大阪駅では、20番線に11:13に到着、車内整備の後、11:29に出発する慌ただしい折り返しになります。
入線前から待っていましたが、乗車できたのは11:25頃。
列車がいるのに乗れないのは、子供にとっても結構大きなストレスだったようです。
車内整備が終わった後、8号車に乗車して、すぐに発車。
わずか12分間でしたが、車内のキティちゃんと写真を撮ったり、運転台で運転を楽しんだり、子供たちはとても楽しんでいたので、今回の小旅行は大成功!
ただ、やっぱり、もう少し長時間乗車して、車内を見て回りたかったですね。
今度は、新大阪から、岡山か広島ぐらいまで乗る時に利用してみたいと思います。
大阪市内から神戸までの小旅行の費用は・・・
今回は、城北公園通駅から新神戸までの普通乗車券と、新大阪から新神戸までのe特急券(エクスプレス予約)の自由席を利用しました。
乗車券が710円、特急券が860円、合計1,570円でした。
細かい話ですが、新幹線の区間が含まれていても、電車特定区間の運賃表が適用されるんですね。
ちなみに、神戸で用事を済ませてからの復路は、新快速で三ノ宮から大阪駅まで、410円で移動しました。
さすがに在来線は安い!その差、1,160円。
とはいえ、テーマパークに遊びに行くと思えば全然安いですし、子供も楽しんでいたし、出費としては、まあ許容範囲でしょう。
往復で2,000円ほど。親子で楽しんだ、新幹線の小旅行の記録でした。