近鉄の株主優待は、沿線招待乗車券
近鉄の株主優待は、100株保有の場合、沿線招待乗車券1回あたり4枚が、年2回です。
つまり、年間8枚もらうことができます。
沿線招待乗車券は、1枚で、近鉄線全線(葛城山ロープウェイを除く)が、1人片道利用できます。
片道なので、名古屋~大阪難波とか、名古屋~京都とか、賢島~大阪難波のような長距離の区間で利用するとお得感が高いですね。
逆に、数百円の区間で使ってしまうともったいないです。
株主優待の金額と利回りは?
この沿線招待乗車券、金券ショップでは2,000円前後で販売、オークションでは1,800円前後で落札されています。
以前は、1,500円を切る価格で売買されていましたが、名古屋~大阪のアーバンライナーの割引きっぷ(名阪マル得きっぷ)がなくなったのに伴って、株主優待券の需要が高まったため、現在は2,000円前後になっています。
名古屋~大阪の正規運賃は2,360円ですので、2,000円でも安いんですね。
仮に、全く使わず全部売却した場合、ヤフオクで手数料を引いて1枚当たり1,500円ほどの手取りだとすると、年間12,000円相当になります。
株価が5250円(9/3終値)なので、100株=525,000円。
ということで、計算すると、配当利回りは2%台です。
一方で、利用する前提なら、1枚2,000円として計算すると年間16,000円なので、利回り3%程度とも考えられます。
大阪~名古屋を年に4往復するなら、近鉄の株を購入するのもありかもしれません。
以前は持っていたが既に売却済み
私も以前、近鉄の株式を保有していましたが、今は、保有していません。
手放した理由としては、
・以前は近鉄をよく利用していたが、利用頻度が低くなった。
・値上がりしたタイミングで利益を確定したかった。
・他の銘柄を買いたかった。
このあたりが理由ですね。
もし、今後、近鉄を利用する機会が増えるようなら、また購入を検討したいと思います。