古い常識
どこの通信会社でも、料金はほぼ同じ。
↓
新常識
通信会社によって、料金は全然違う!
スマホの料金は、どの会社も一緒?
今までの日本の常識。
スマホ(携帯)の料金は、ドコモ、au、ソフトバンク、ほとんど横並びでした。
従って、通信会社の選択は、端末(あるいは端末代の割引)の違いで選ぶことが多かったと思います。
逆に、料金プランで会社を選ぶのは、あまり一般的ではなかったといえます。
しかし、この常識も、最近、崩れつつあります。
料金プランは、会社によってバラバラ!
最近docomoやauやソフトバンクも、新しい料金プランを色々と出しています。
docomoなら「ギガホ」と「ギガライト」
auなら「フラットプラン」と「ピタットプラン」
Softbankなら「ウルトラギガモンスター」と「ミニモンスター」
いずれも、データ通信の使用料が多いプランと少ないプランで色分けされているのは共通しています。
一方で、容量や料金は、各社それぞれ特徴が出ています。
そして、これら3社に加えて、最近存在感が増しているのが、格安SIM。
格安SIMの料金プランは、3社以上に各社バラバラです。
ただ、基本的には、データ通信の使用量(ギガ数)で料金が決まります。
ギガ数を把握して、通信会社を選ぶ!
最近の端末はSIMフリーになる方向なので、どの端末を使っていても、どの会社のSIMでも利用できるのが一般的になっています。
従って、自分の利用状況(特にギガ数)に合った通信会社や料金プランを選択する、というのが、これからの通信会社の選び方です。
当然、考慮すべき要素は他にもいろいろあります。
しかし、やはり、必要な量のデータ通信ができることは、スマホを使う上での大前提なので、まずは「ギガ数」を基準にするのが正攻法です。
ギガ数と料金で通信会社とプランをある程度絞ったら、あとはオプションの検討です。
通信速度、通話料の体系、家族とのセット割引、ポイント還元、乗り換え時の特典、などを検討して、会社やプランを決めると、自分にあったプランを選ぶことができると思います。
通信会社は乗り換えるのが当たり前になる
いろいろな人の話を聞いていると、10年以上docomoやauを利用している人は、結構多いです。
それだけ、通信会社の乗り換えは抵抗があったということだと思います。
以前は、長期利用割引が幅を利かせていましたが、最近は、10年以上使っていても特に割引は適用されない料金プランが一般的になってきています。
同じ通信会社を長期間利用するメリットがなくなっているわけで、逆に言えば、1年2年のスパンで通信会社を乗り換えることが当たり前になってきそうです。
MNP(モバイルナンバーポータビリティー)を利用すれば、通信会社を変えても電話番号はそのままですし、メールはGmailなどにしてしまえば、通信会社を乗り換えても関係なく使えます。
契約後1年以内は解約料がかかることもありますが、1年以上たてば解約料がかからない格安SIM事業者も多いです。
また、最近では、docomoやauやSoftbankでも、2年契約の解約料が無料や1000円になるプランも登場しています。
このように、乗り換えを妨げる要因はどんどん少なくなってきていますので、通信事業者による顧客争奪戦はますます激しくなりそうです!
そして、それに伴って料金値下げやサービス向上が進めば、消費者としてはとても有難いことです。
まとめ
古い常識
どこの通信会社でも、料金はほぼ同じ。
↓
新常識
通信会社によって、料金は全然違う!
同じギガ数でも、通信会社によって料金は大きく違います。
しかも、通信料は、毎月定期的にかかる「固定費」。節約効果は大きいです。
また、解約料の値下げ、MNP、SNSの普及などで、通信会社を変更する時のハードルもぐっと低くなっています。
「そんなに変わらないだろうし・・・」「面倒だし・・・」で継続するのではなく、お得で使いやすい通信会社をその都度選ぶ。(良ければ継続する。)
これからは、そんな時代です。