大都市近郊区間の大回り乗車で出かけてみました!
「大回りって何??」「大回りについてもう一度おさらいしたい!」という方は、ぜひ一度こちらをご覧ください。
気分転換に最適!?JR大都市近郊区間の大回り乗車 - みずほのブログ/鉄道好きの人 旅行と投資と仕事の記録
そして、第1弾の旅行記はこちら!
JR大阪近郊区間大回りの記録 130円で300km以上乗車! - みずほのブログ/鉄道好きの人 旅行と投資と仕事の記録
今回は、大回り乗車の記録、第2弾です!
気軽にお読みいただき、実行する際の参考にしていただければ幸いです!
大阪近郊区間の大回り、今回のルートは?
そして、ルートは、下記の通りです。
(地図の引用元:大都市近郊区間内のみをご利用になる場合の特例│きっぷのルール:JRおでかけネット)
路線名で言えば、
こんな感じです。
営業キロで計算すると、乗車距離は176.2kmでした。
176.2kmと言えば、ざっくり、大阪から岡山と同じぐらいの距離です。
ちなみに、このルート通りの乗車券を買ったら、3,410円(途中下車不可)。
これだけの距離を、180円で楽しめるのですから、
乗り鉄にはたまりません(笑)
まあ、一般の方には苦行としか思えない感じなんでしょうか・・・
天王寺から大回り開始!まずは和歌山へ。
最初に乗るのは、紀州路快速、和歌山行きです。
車両は223系。
途中、日根野で関西空港行きと分かれますが、海外旅行者の間違いが多いのか、行先のアナウンスは、4か国語(日英中韓)で、しつこいぐらい繰り返されていました。
大回り客の敵?和歌山駅の「乗り換え改札口」
和歌山に着いたら、和歌山線に乗り換えます。
が、ここで、突如、敵が現れました(笑)
乗り換え改札!!
天王寺から180円のきっぷを投入してみたら、当然のように、「乗り越し」と指摘されました。
仕方なく、駅員さんに「大回りしてます」と申告して、通していただきました。
この改札、和歌山線でICOCAが使えないので、ICOCAのまま和歌山線に乗る人がいないかチェックするために設けられているのが主な目的のようです。
決して、大回り客を排除するために設けられているわけではないので、慌てず、駅員さんに説明して通してもらえばOKです。
一応、ルール通りにやっていることが分かるように、乗車するルートは説明できるようにしておいた方がいいですね。
同じような乗り換え改札口は、大阪近郊区間では、加古川駅にもあるので、要注意です。
和歌山県から奈良県へ
和歌山からは、和歌山線、王寺行きに乗り換えます。
車両はまだ新しい227系1000番台の2両編成。
車内はロングシート、ICカードに対応する準備がされていますが、運用はまだ先のようです。
ICカードが導入されたら、和歌山駅の改札口はなくなるんでしょうか?
2時間を超える長時間の乗車を経て、列車は王寺へ到着。
大和路線とおおさか東線、学研都市線で京橋に到着!
王寺からは、久宝寺と放出で乗り換えて、京橋に向かいました。
天王寺から乗ったので、大和路線で天王寺まで行って環状線で京橋に向かうルートはNGです。
ということで、無事、京橋駅に到着。
長い旅が終わりました。
近郊区間の大回り乗車をする時の注意点
(1)ICカードでなく、きっぷで乗ること!
大回りを終えて、下車する時の話。
今回は、券売機で買った、160円の乗車券を、おそるおそる自動改札機に入れました。
すると・・・
天王寺駅で入場してから5時間ほど経過していましたが、何事もなく通ることができました。
以前の私の失敗談ですが、ICカードで乗車してしまうと、時間制限があるため、係員のいる改札口に行かないといけなくなります。
説明が面倒だったり、恥ずかしかったりするので(笑)、
「大回り乗車はきっぷを買う」(ICカードはNG)ということ、覚えておきましょう。
(2)大回りのルートを決めて、説明できるようにしておく
今回のように乗り換え改札口があったり、時々、車内改札でもきっぷの提示を求められることがあります。
和歌山駅の乗り換え改札で、「天王寺→160円」のきっぷを見せたら、「どちらまでですか」と聞かれます。
(駅員さんによっては、「大回りですね?」と聞いてくれるかもしれません(笑))
「京橋駅まで、大回り乗車しています」と言えば、理解してもらえることが多いと思いますが、一応、ルートの説明ぐらいはできるようにしておきましょう。
ここまでどこを経由してきたか、ここから先どこを経由してどこまで行くか、説明できれば、問題ありません。
(もちろん、同じ駅を2回通らないルートで!)
(3)終電や待ち時間に注意
大阪や東京の近郊区間は、かなり広いです。
そして、中には、「ローカル線」的な路線も含まれています。
今回乗った和歌山線もその一つ。
大回り乗車で、たくさん列車に乗りたい気持ちは私もよく分かりますが、最長ルートを目指したりすると、とても1日で終わらないルートになってしまいます。
もし途中(今回の場合、五条とか)で終電を迎えてしまうと、
・帰れない
・運賃の差額精算が必要
という、非常に大きな問題が発生します。
長距離で攻めようとするときは、出発前に、時刻表などで列車の時刻を確認しておきましょう。
近郊区間大回り乗車は、完全に趣味の世界。楽しくやりましょう!
以上、近郊区間大回りした時の記録と、注意点をまとめてみました。
大回りしたいと思うのは、私のような「乗り鉄」や「ブロガー」など、限られた人だと思います。
しかも、子連れではちょっと厳しいかも。
(小学校行ったらなんとか大丈夫かな・・・)
しかし、実際に大回りで出かけてみると、電車の車内での過ごし方は自由です。
ボーっとする、読書、睡眠、SNS(バッテリー注意!)、仕事、などなど。
そう考えたら、意外と、「乗り鉄」でなくても楽しめる趣味かもしれません。
いずれにしても、趣味の世界なので、決められたルールの範囲で、楽しみながらやるのがいいですね。
限界まで距離を攻めてみるのもいいですし、乗りたい列車に乗りに行くのもOK。
ある程度ルールを理解した上で、楽しみましょう!!