サンライズみずほ/乗り鉄+スマホ撮り鉄

鉄道の「楽しい情報」「役に立つ情報」を、前向きに発信しています。Instagramのフォロワーさんが4000人を超えました。

フィンランドの寝台列車「サンタクロースエクスプレス」に乗った!~後編~

フィンランドの首都「ヘルシンキ」から、北極圏の入口「ロヴァニエミ」まで、一晩かけて走る夜行列車、「サンタクロース・エクスプレス」。

f:id:mhli:20200116224553j:plain

この列車の寝台車に実際に乗ってみた記録、2回シリーズの後編です。

 

前回、ヘルシンキ中央駅を出発して寝るまではこちら!

 

寝台列車好きな人、乗るかどうか悩んでいる人、そして、乗る予定の人も、ぜひ参考にしてください!

特に、子供連れにはコスパ高いです!

そして、既に乗った方も、乗った時の記憶を思い出していただけたら嬉しいです。

 

ヘルシンキ中央駅を発車してから1~2時間、停車時間が結構長い!

23時13分にヘルシンキ中央駅を発車した列車は、夜中も時々駅に停車しながら、ロヴァニエミへと向かいます。

ヘルシンキ中央駅を出てから1~2時間ほどは、運転停車?を含め、停車時間が長いことが多かったです。

停車中に、同じ方向の電車が通過して行ったり。

客車が電車よりゆっくりなのは、日本と同じですね。

トワイライトエクスプレスがサンダーバードに追い越されていたのを思い出しました。

 

アッパーデッキの個室は、トイレ・シャワー付き!

今回、ちょっと苦労して予約した、アッパーデッキの個室。

部屋の中にトイレとシャワーがあるのが、子供連れには嬉しいポイントです。

乗車時はトイレになっていますが、洗面台の部分をトイレの方に動かすと、シャワーに早変わり。

うまくスペースを利用しているな・・・と、非常に感心しました。

f:id:mhli:20200121235259j:plain f:id:mhli:20200121235417j:plain

 

逆に言えば、トイレとシャワーは同時に使えない構造とも言えますが、仕方ないでしょう。

 

一方で、ロウアーデッキの乗客用には、共用のトイレとシャワーが車端部にありました。

f:id:mhli:20200121235531j:plain f:id:mhli:20200121235606j:plain

シャワーは誰でもいつでも使えるのか、別料金なのか、予約制なのか?

とか、システムはよく分かりませんでしたが、何らかの方法で使えるのは間違いなさそうです。

 

子供と一緒に、前から後ろまで列車を探検!

なかなか乗る機会のない寝台列車。

せっかくなので、子供と一緒に、車内を探検してみました!

結構長くて大変でした(^_^;)

 

この日の編成は、おそらく13両編成。

先頭の機関車に続いて、

65号車、64号車、63号車、56号車(座席)、62号車、61号車、60号車、59号車(座席)、レストラン、57号車(座席)、48号車、47号車、46号車。

こんな順番だったと思います。

f:id:mhli:20200121235725j:plain

座席車とレストラン以外は、すべて2階建ての寝台車。

出発して翌朝早朝の時点ですが、寝台車はほぼ満席、座席車は結構空席がある状態でした。

 

フィンランドの夜行列車の座席車はどうなのか?

f:id:mhli:20200121235908j:plain

f:id:mhli:20200121235945j:plain

私たちは寝台車以外に考えませんでしたが、座席車も結構広く、十分足を延ばして寝られるスペースがありそうでした。

私の過去に乗った列車で例えるなら、「はまなす」のドリームカー(14系)とか、「ムーンライトえちご」の165系改造車の座席みたいな感じ。

ただ、車内の一部にあるコンパートメントタイプの座席は、あまり寝るのに適していなさそうです。

グループで飲み明かすのでもなければ、前向きか後ろ向きの通常の座席(リクライニングシート)がおすすめです。

あとは、号車によって、古い車両と比較的新しい車両がありました。

電源があったりなかったり、座席配置が違ったり、運次第、当日乗ってのお楽しみ!という部分もありますが、安く済ませたいなら、リクライニングシートは使えそうです。

 

レストランカーで早めの朝食!

せっかく「サンタクロースエクスプレス」に乗るなら。

一度はレストランカーでの食事も試してみると良いかもしれません。

日本で、車内で食事ができる列車って、かなり限られてますからね。

f:id:mhli:20200122000141j:plain

f:id:mhli:20200122000316j:plain

メニューは「レストラン」というよりは「カフェ」。

ピザやパスタ、パンやサンドイッチなどとお菓子、そして飲み物。

アルコールもありました。

支払いは現金とクレジットカード(VISA、MASTER)が使えます。

 

日本との時差の影響もあり、思い切り早起きした私たちは、7時前に行きました。

日の出が10時か11時になる冬の北欧。

朝7時は真っ暗ですが、営業中でした。

営業時間(夜中閉店するのかどうか)は、残念ながら確認できませんでした。

 

列車の中のレストラン(カフェ)で食事をするなんて、なかなか日本では体験できないので、子供たちにも私たちにも、とても貴重な体験になりました。

 

車内の列車案内画面で、各駅の到着時刻と遅れまでしっかり表示される!

寝台車の各号車の両端には、次の停車駅や遅延状況や速度が表示される液晶モニターがありました。

f:id:mhli:20200122000458j:plain

朝、何気なく見てみると、30分ほど遅れているとのこと。

表示はされていたものの、放送等は全くなし。

雪だし、日本じゃないし、30分ぐらい遅れるのはよくあることなのでしょうか・・・

 

ということで、終点まで乗るなら問題ありませんが、途中駅で下車する場合、このモニターは要チェックです。

最近は、スマホで現在位置を確認できるので、時々そちらで確認するのもいいかもしれません。

ちなみに、列車内は、無料でWi-Fiも使えます。

 

30分ほど遅れて、終点ロヴァニエミに到着!

9時から10時頃、ようやく、外が明るくなってきて、雪景色が見えるようになりました。

結構雪が多かったですし、川が凍っていたり。

日本では見られない風景や、木材を運ぶ列車など、珍しいものを色々見ることができました。

f:id:mhli:20200122000609j:plain

f:id:mhli:20200122000713j:plain

ロヴァニエミ到着前は、車内アナウンスがあり、フィンランド語と英語で案内されていました。

 

子供と一緒に「サンタクロースエクスプレス」に乗ってどうだった?

約12時間の列車の旅。

時差の影響もあり、子供たちも私たちも、しっかり眠れたとは言えませんでした。

早朝(日本時間で昼前)には起きてしまうんですよね・・・

早朝に起きると、昼前までの乗車時間は結構長くて、子供は若干退屈していたのも事実です。

レストランに行ったり、車内探検をしたりである程度時間はつぶせましたが、なかなか落ち着かず、結構大変でした(^_^;)

 

しかし、トイレ付きの個室は、取って正解でした。

多少うるさくても周りに迷惑はかけないですし、トイレ待ちの可能性もないので、安心。

ベッドは、大人1人と子供1人で寝るには若干狭かったですが、まあ何とか寝られる、許容範囲

それなりにゆったりと一晩過ごすことができました。

 

料金的にも、2人で3万円台、子供(10歳まで)は無料。

https://www.vr.fi/cs/vr/en/night_traintravel

飛行機と比べると、時間はかかりますが、子供料金が不要な分、リーズナブルです。

宿泊費も1泊節約できますし、結構コスパ高い!

 

ということで。

車高が超高い二階建て寝台車とか、寝台個室とか、客車とか、レストランカーとか、日本でできない体験がいろいろできる「サンタクロースエクスプレス」

列車はどうしても嫌!というのでなければ、予定を合わせて、一度乗ってみてはいかがでしょうか

 

予約も、英語がある程度分かれば、VR(フィンランドの国鉄)のサイトで自分でできますので、ぜひチャレンジしてみてください!

 

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。