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【瑞風の旅1日目③】山陰本線、日本海を眺めながら、優雅なランチとティータイム

トワイライトエクスプレス瑞風の旅の記録。下関駅出発から午前中の様子はこちら。

今回は、1日目のランチとティータイム。萩駅付近から出雲市駅到着前までの様子です。

「トワイライトエクスプレス瑞風」山陰コース上り、昼食は12時から。

9:14に下関を出発した、山陰コース上りの「トワイライトエクスプレス瑞風」。ウェルカムドリンクをいただき、室内や車内を観察し、瑞風茶会に参加し・・いろいろしていると、あっという間に、時間はお昼前。12時から、昼食が始まります。

実は、下関駅出発前から、ダイニングカーのオープンキッチンで準備されていた食事。楽しみで仕方ありません。

ちなみに、昼食が始まる頃に走行している場所は、萩を過ぎて、山口県から島根県に入ろうというところ。引き続き、日本海に沿って走る山陰本線。日本海を眺めながらの、優雅なランチタイムです。

昼食は、個室のテーブルで、日本海を正面に眺めながら。

昼食は、ダイニングカーではなく、広々とした個室のテーブルでの食事でした。私が利用した個室「ロイヤルシングル」の大きな特徴は、

日本海を正面に見ながら(進行方向横向きで)

食事をいただけること。

ダイニングカーや「ロイヤルツイン」の個室では、日本海を正面に見るのは難しそうなので、これはとても良い体験でした。(私はこの向きにセットしてもらいましたが、進行方向にセットしてもらうこともできるそうです。)

まあ、見える景色は、ダイニングカーや「ロイヤルツイン」の部屋でも、もっと言えば「ザ・スイート」でも、同じなんですけどね。その中で「どれだけ楽しんで体感できるか」それが大事です。

昼食「奥出雲の恵み」のお品書き、お酒もある!

ということで、まずは、お品書きから見ていきます。

奥出雲の「たち花」というお店のお料理。テーマは「奥出雲の恵み」ということで、奥出雲産の旬の食材にこだわったメニューだと、クルーの方から説明をしていただきました。

メニューの一番左には「お飲物」ということで、料理に合うお酒「ペアリングドリンク」がセレクトされています。

夕食や、翌日の昼食にもあった「ペアリングドリンク」。選ぶ手間なく、食事に合った美味しいお酒がいただけるということで、お酒の選択に強いこだわりがない(いつも悩んでしまう)私には、とても有難かったです。

もちろん、ペアリングドリンクは強制ではなく、他の好きなお酒を頼むこともできます。「獺祭」とか有名なお酒もあるので、試してみるのも良いですね。

とりあえずお酒!一杯目は島根のお酒「玉鋼」

ということで、早速いただいた1杯目のお酒は、ペアリングドリンクに選ばれている島根県の日本酒「玉鋼」。ワイングラスでいただきます。

食前酒も兼ねて、だいぶ早いタイミングでいただき、食事が出てくる頃には既に終わりかけてました(笑)

ということで、12時過ぎ。肝心のお料理が始まりました。

1品目「合せ向付」サラダとお刺身

・奥出雲鮎焼と奥出雲大豆湯葉のさらだ

・奥出雲岩魚のお刺身

よろしければ動画で、日本海を見ながら食事する気分をお楽しみください!

写真はこちら。

同じ食事でも「料理モード」で撮影すると、より一層美味しそうに見えます(笑)

美しすぎて、どこから手を付けたらいいのか・・という感じでしたが、美味しくいただきました。

お刺身のワサビが、超まろやかで、デザートにしてもいいぐらい(?)甘みが感じられたのが印象的でした。

2品目は「焼物」美味しい魚とお肉、そして2杯目!

・奥出雲さーもんれあ焼 菊芋そーすと共に

・奥出雲和牛すてーき風油煮 飯そーすと共に

注目は、木の板の器と、ご飯から作られた「飯そーす(いいそーす)」。お肉も魚も大好きな私には、かなり満足な一皿でした。味付けも柔らかさも最高!!

ちなみにこのお肉。1時間半ほど前に、ダイニングカーのオープンキッチンでカットされてるのを目撃して、とても気になっていました😋

一緒にいただいた2杯目のお酒は、やはり島根県の日本酒「七冠馬」。かわいい徳利とお猪口でいただいて、ゆっくりマイペースで楽しめました。

車窓に見える海と、お酒。この動画を見て、「めちゃくちゃ幸せ!」と感じた人は、きっと私の仲間です(笑)

3品目の「煮物」と4品目の「飯物」

・奥出雲養生スープ(薬膳)

・仁多米こしひかり

奥出雲の野菜とお肉がたっぷり入った、やさしい味のスープ。落ち着いた気分でじっくり味わいます。スープに入っていた具材はこんな感じ。

美味しい野菜とお肉をたくさんいただいて、超満足!

ごはんは、おかわりOKと言われましたが、お腹いっぱい。1杯だけにしておきました。

益田駅に停車。出迎えてくれたのは・・

お酒とスープをいただいている頃に、益田駅に停車。ゆるキャラの「オロチくん」と駅員さんたちが出迎えてくれました。

そして、この駅で、車掌さんが交代されます。(列車長やクルーの方は2日間通しで乗務されますが、運転士さんや車掌さんは区間ごとに交代されていました。)

後ろに見えてきたのは、新山口行の「スーパーおき」キハ187系。下関から益田までは普通列車だけの区間でしたが、益田から先は特急も走る区間。しばしば特急とも出会うようになり、楽しみが増えます。

ちなみに。瑞風の旅、山陰コースの下りや周遊コースでは、ここ益田駅で深夜に長時間停車するようです。

5品目は「水菓子」 苺たっぷりのデザート「いちごいちえ」

ランチの最後は、「苺一会」という名前のデザート。お茶と一緒にいただきます。

苺の実はもちろん、葉と根と、苺全体を使ったデザート。ここにも、奥出雲の味をまるごと味わってほしいという思いが込められているそうです。

旅を終えて改めて振り返ると、「いちごいちえ」って、瑞風の旅にも、とてもマッチするネーミングだと思います。瑞風の旅には「一期一会」の出会いが盛りだくさん。1つ1つの出来事を大事に楽しんでいくと、めちゃくちゃ密度の濃い2日間になること間違いなしです。(もしかしたら、日常生活も同じなのかもしれません。)

食後は、ホットコーヒー

食後は、クルーの方にお願いして、ホットコーヒーを持ってきていただきました。

普通に美味しい!普段飲んでるインスタントコーヒーやコンビニのコーヒーとは全く違いますね。気分も含めて。

ちなみに。もう少しお酒をいただきたい気持ちもありましたが、この日の立ち寄り観光は出雲大社。あまり酔った状態で神様にお会いするのも失礼かな・・と思い、パスすることにしました(笑)

出雲市到着前に、ティータイム!

コーヒーで落ち着いてしばらく(30分ほど)したら、ティータイム!「フレーバーティー」とチョコレートをタブレットから注文して、持ってきていただきました。

瑞風車内で、午後の優雅なひととき。インスタ映えする雰囲気ですね✨

お酒も飲みますが、お茶やスイーツも結構好きな私。いろいろ食べたり飲んだりしたくて、ついつい欲張ってしまいます😅

ちなみに、飲み物や食べ物は、個室や展望車に備え付けのタブレット端末で、いつでも(深夜以外)注文することができます。

チョコレートも美味しかった!というか、食べるのをためらうぐらい美しすぎる!

15時前、まもなく出雲市に到着。

そんな感じで美味しくチョコレートをいただいたら、時刻は15時前。まもなく出雲市に到着です。下関を出発してから6時間ほど、日本海に沿って山口県を走り抜け、島根県ももう半ば。

次回は、出雲大社の立ち寄り観光です。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。