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【瑞風の旅1日目④】出雲市駅で途中下車、「瑞風バス」で出雲大社へ立ち寄り観光

トワイライトエクスプレス瑞風の旅の記録。今回は、出雲市駅で途中下車して、瑞風バスで立ち寄り観光に出かけた記録。若干鉄分控えめです😉

ランチタイムから出雲市到着前までの様子はこちら。

15時過ぎ、出雲市駅で途中下車

9時過ぎに下関を出発してから約6時間。山口県から島根県にかけて山陰本線をゆっくり(と言ってもそれなりの速度で)走ってきた「トワイライトエクスプレス瑞風」は、15時過ぎ、出雲市駅に到着しました。

ここでは、一旦列車から離れ、立ち寄り観光。出雲大社に「正式参拝」します。出雲市駅では、駅員さんに出迎えていただき、瑞風専用の改札口から出場します。

きっぷはありませんが、「瑞風バッチ」を着けて、瑞風の乗客っぽい余裕のある立ち居振る舞いをしていると、問題なく通してもらえます(笑)。

立ち寄り観光のドレスコードは「カジュアル」

立ち寄り観光のドレスコードは「カジュアル」ということで、列車内の「スマートカジュアル」より、基準が若干緩和されています。Tシャツとジーンズとかでも多分問題ありません。

参考(瑞風のサイト):TWILIGHT EXPRESS 瑞風(みずかぜ)[ご案内とご注意]

とはいえ。それほどたくさん歩くわけでもないですし、日本を代表する神様にご挨拶する機会と考えたら、列車内の「スマートカジュアル」と同じぐらいの服装がいいかな・・・と思って、私は、襟付きのシャツで出かけることにしました。

出雲市駅を出ると待っていた「瑞風バス」

出雲市駅の改札を出て駅舎から外に出ると、待っていたのは「瑞風バス」!

所属は中国JRバス、広島ナンバーです。瑞風と同じグリーンに、大きな瑞風のロゴ。ナンバーの「3250(ミズカゼ)」は若干強引な気もしますが・・

車内は、瑞風ロゴ・瑞風カラーのカーペット敷きです。

実はこの瑞風バス、見えないところで瑞風と一緒に移動していて、異常時には代替移動手段として使われるらしいです。そのためか、長距離移動でも十分快適な仕様。リクライニングはもちろん、レッグレストあり、電源あり。トイレも付いてます。

 

瑞風の定員が30人ちょっとなので、バスの定員にはだいぶ余裕があります。バスで知らない人と相席になることもなく、快適に過ごせます。

出雲市駅を出発すると、見えたのは・・・国鉄色!

バスが出雲市駅を出発すると、なんと、国鉄色の「やくも」が出雲市駅に入線!やくも24号、岡山行きです。

ホームで少し待って、瑞風と国鉄色の並びを撮りたかったところですが、今回ばかりは仕方ありません。バスの車内から、スマホの望遠レンズを駆使して、なんとか記録することができました。

クルーの方の説明を聞きながら、バスは出雲大社へ

出雲大社までのバスでの移動は30分弱。クルーの方が、立ち寄り観光先である出雲大社の説明をしてくださいました。

普段「いずもたいしゃ」と呼ぶことも多いですが、正式には「いずもおおやしろ」と言うそうです。まつられているのは「大国主大神様」。

公式サイト:https://izumooyashiro.or.jp/

出雲大社の敷地内までバスで連れて行ってもらい、正式参拝をさせていただきます。

参拝中の写真はNGでしたが、普通は入れない、本殿の近くまで入って参拝させていただくことができました。なんかよく分かりませんが、体が熱くなるような感覚があり、ものすごいパワーをいただきました。

正式参拝も、宮司さんのお話も、とてもありがたい体験。

正式参拝の後は、宮司さんのお話。

出雲大社の歴史や、式年遷宮の屋根の葺き替え等について、苦労話等も交えてわかりやすく説明していただきました。

伊勢神宮の式年遷宮では新しい建物を建て直しますが、出雲大社の式年遷宮は、ヒノキの皮でできた屋根をやり変えるだけで、建物自体は、1744年からそのまま残っているそうです。国宝や重要文化財は、簡単に建て替えられないみたいです。

ただ、60年に一度とはいえ、莫大な量のヒノキの樹皮を集めるのは、かなり大変とのこと。そして、60年前の作業を再現できる経験者がいないというのも、前回の式年遷宮(2013年)では非常に苦労したというお話でした。そのため、2013年には、60年後に備えて、しっかり記録を残しているそう。60年後はきっと、スムーズに式年遷宮が行われるのではないかと思います。

私もまだ生きてるかな・・(生きてれば90代前半!)

30人ほどの比較的少人数だったこともあり、宮司さんに質問しながらじっくりお話を伺うことができたのは、すごく有難い、貴重な体験でした。

さらに最後には、コロナ禍の中では控えていたという「お神酒」もいただくことができました。有難すぎる!!!

ということで、お神酒をいただいた後は自由散策の時間になります。御朱印をいただいて、本殿の周りをゆっくり散策してると、あっという間に集合時間。大しめ縄が有名な神楽殿をじっくり見る余裕はありませんでした😅

出雲大社を出発、稲佐の浜経由で出雲市駅へ。

出雲大社を出発したバスは「稲佐の浜」を眺めながら帰ります。毎年10月(世の中は「神無月」ですが出雲では「神在月」と言われます)に、八百万の神が上陸するという、きれいな砂浜。時間があれば遊びたかったな・・

(今回ではなく、昨年撮った写真です)

そして、瑞風バスは予定通り、出雲市駅に戻りました。

やっぱり、ホームで列車を見たり撮ったりは楽しい!

お土産を少し見てから(買わなかったけど)ホームに戻ると、ちょうど、岡山からの「やくも」が到着。もちろん、瑞風と一緒に撮ります。

そして、こんな写真も。先頭車と中間車の連結って、何でこんなに撮りたくなるんでしょうか(笑)

写真を撮りながらホームをうろついていたら、あっという間に、出雲市駅出発時刻の17:35になってしまいました。

さあ、ここから先が、いろんな意味で、トワイライトエクスプレス瑞風の本領発揮。華やかな「トワイライト」の時間が始まります。

ということで、最後は、出雲市を発車する動画をどうぞ。

ホームの人が手を振ってくれるのって、すごく嬉しいですよね!「私」に振ってるんじゃなくて、「瑞風」あるいは「瑞風の乗客」に振っていることは分かっているけれど(笑)

という感じで出雲市駅を発車した瑞風。次回は、夕方のラウンジカーや展望デッキの写真や動画を投稿します。お楽しみに。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。