今回は、津から大阪への復路の記録です。
津までの行程についてはこちらから。
乗り鉄のお伊勢参り(1)大阪から伊勢市へ(ちょっと寄り道!?)
乗り鉄のお伊勢参り(3)お伊勢参りの後は、鈴鹿に寄って津へ(鉄印と乗りつぶし)
津から大阪まで、どうやって移動するか?
三重県文化会館でのさだまさしコンサートが終了し、津駅に到着したのが20:45頃。ここからは、大阪に帰ります。
津から大阪まで、一般的な移動方法としては、近鉄特急「ひのとり」や「アーバンライナー」で、鶴橋・大阪上本町・大阪難波に乗り換えなしで行く方法があります。21:45の「ひのとり」や22:21の「アーバンライナー」で間に合うので、津でゆっくり食事をしてから帰路につくことができます。
しかし。
今回は、亀山から関西本線で、いわゆる「加太越え」をして帰ることにしました。柘植駅は(近郊区間大回りで)よく利用するのですが、関や加太はなかなか通らないので、こういう機会がないと制覇できないのです(笑)。
利用したきっぷは、鳥羽から参宮線・紀勢本線・関西本線経由の大阪までの乗車券です。
20:52、津駅から亀山行き普通列車(キハ25形)に乗車
まず、津駅から、亀山行きの普通列車に乗車します。この時間の津駅では、同じ20:52に、亀山行きが3番線から、鳥羽行きが4番線から発車します。
3番線と4番線は、同じホームの向かい側なのですが、どちらもキハ25ですし、発着するホームが「左側通行」の原則に反しているので、間違えないように要注意です。(4番線から鳥羽行きが発車するのはイレギュラーなようで、番線表示がオレンジ色です。)
キハ25形は初めて利用したのですが、外観も車内も313系電車とそっくり。ディーゼルエンジンの音も、最初は違和感がありましたが、慣れれば「こんなものか・・」という感じでした。写真の奥には近鉄の伊勢志摩ライナー。
21:10、亀山到着。21:14の加茂行きに乗り換え。
一身田、下庄と停車して(「駅メモ!」もしっかりクリックして)、終点の亀山に到着。ここから名古屋行きに乗り換えて、最終の新幹線で新大阪に帰るという選択肢もありますが、今回は、加茂行きのキハ120に乗り換えて、関西本線で奈良を経由して大阪に向かいます。
加太越えの勾配を頑張って走る気動車、いいですね!車窓は暗くてよく分からなかったけど。
柘植から先は、近郊区間大回りでよくお世話になっている区間。「駅メモ!」も、新駅がないので気楽です。
亀山からの序盤は、反対列車の遅れの影響などで若干遅れていましたが、伊賀上野の長時間停車で回復し、終点の加茂には予定通り到着しました。
22:50、加茂到着。22:52の大和路線奈良行きから、23:09発JR難波行きへ。
加茂駅と奈良駅で乗り換えて、JR難波行きの大和路線で天王寺に向かいます。加茂も奈良も、同じホームでの乗り換えなので、非常にスムーズです。
この時間帯は「大和路快速」がないので、天王寺まで各駅停車。車両は221系で大和路快速と同じ快適さでしたが、少し時間がかかります。
天王寺で関空快速に乗り換えて大阪駅へ。
天王寺に23:56に到着。そのまま乗っていると、環状線ではなくJR難波駅に行ってしまうので、大阪環状線に乗り換えます。天王寺で、京橋行きの関空快速に同じホームで乗り換えができるので、とても便利です。(関空快速が先に発車します。)
亀山からこのあたりまで、疲れていたので写真がありません(^^;)
ちなみにこの日、環状線では大幅な遅れが発生していたようですが、大和路線や関空快速は若干遅れて運転していた程度。定刻より数分の遅れで、0:15頃、大阪駅に到着しました。
本来は既に発車しているはずの、内回り(西九条方面)の終電を待つ人がたくさんいらっしゃいました。
以上、津から大阪駅まで、関西本線経由で帰ってきた時の記録でした。近鉄特急より安くて、(夜の時間帯は)空いてて、気動車にも乗れて、個人的にはおすすめです。(面倒な方や列車が嫌いな方にはおすすめしません。)
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。