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【瑞風の旅1日目⑤】優雅なトワイライトタイム。生演奏中にサンライズ通過!

今回は、「トワイライトエクスプレス瑞風」の最も華やかな時間帯「トワイライトタイム」(夕方~夜)の車内の様子をお送りします。

読むのが面倒な方は、写真や動画だけでも雰囲気を味わっていただけると思いますので、よろしければざっとご覧になってみてください。

夕方、出雲市での立ち寄り観光の様子はこちら。

もくじ

夕方、出雲市駅を出発した瑞風の向かう先は・・・宍道湖畔

出雲市駅を17:30に出発したトワイライトエクスプレス瑞風。出発後の列車長さんからのアナウンスに、ちょっとびっくりしました😯

これからなんと、宍道湖畔を1往復半走るそうです(笑)。リゾートしらかみの「蜃気楼ダイヤ」みたいな、面白いダイヤが組まれているんですね。ということで早速、宍道湖で見る、1回目の夕日。

時刻は18時頃。6月ということもあり、まだ日は高く、明るい宍道湖です。

それにしても、お客さんがずっと乗ったままで、何度も行ったり来たりするって、なかなか珍しい運行形態ですよね。普通の列車だったら、運賃・料金の計算的にもかなり面倒臭そう。特別な列車だからこそできる運転です。

私の勝手な推測ですが、おそらく、年間を通じて、宍道湖畔で日没を迎えられるように考えられたダイヤなのだと思います。1往復半することで、17:30過ぎ〜19時半頃までずっと宍道湖畔を走っていることになりますから、今回のように日が長い夏場は後半で、日が短い冬なら前半で、夕日が沈むところを見ることができそうです。

夕方以降のドレスコードは「セミフォーマル」。悩む・・・

出雲市駅を出発すると、早速、ラウンジカー「サロン・ドゥ・ルゥエスト」で、「アペリティフタイム」が始まります。

ここから深夜にかけての時間帯、ラウンジカーやダイニングカーを利用する時のドレスコードは「セミフォーマル」となります。男性の場合、スーツやジャケットにネクタイ着用など、結婚式に参列する時などと同等以上のドレスアップが求められます。

服装って悩みますよね・・・(私だけ??)

実際に私が選んだ服装は??

ちなみに私が選んだ服装は、白系(だけど柄も入って真っ白ではない)シャツと、濃紺のスーツに、赤系のネクタイ(+500系新幹線のネクタイピン)、白のポケットチーフ、靴は革靴。

完璧かと言われるとよくわかりませんが、文句を付けられることもないであろう、それなりの服装で夕方以降の時間を過ごしました。

そして、私が他の方の服装や持ち物を見ていて「ちょっといいな」と思ったのが、

「サムシング瑞風」(勝手に名付けました(笑))。

花嫁の「サムシングフォー」ではないですが、濃い緑色の何かを身につけたり、「M」の形の何かを身につけたりすると、ちょっと面白いかもしれません。例えば、瑞風カラー(濃い緑)のネクタイとか、エメラルドのアクセサリーとかかな・・・私は持ってないけど。

いずれにしても「ドレスコード」のある場所で過ごすなんて、人生の中でも数えるほどしかない体験だと思うので、自分なりに楽しめる範囲で楽しむのがいいのではないかと思います。

いざ、ラウンジカー、アペリティフタイムへ!

前置きが長くなりましたが、出雲市発車後。個室で軽くシャワーを浴びてから、「セミフォーマル」に着替えて、髪もセットして、いざ、ラウンジカーへ!17:45から始まる「アペリティフタイム」では、食前酒として、この時間帯限定のドリンクが提供されます。

最初にいただいたのは「ポメリー キュヴェ・ルイーズ」というシャンパン。下関出発後にいただいたウェルカムドリンクは確か「スパークリングワイン」でしたが、こちらはシャンパーニュ地方の「シャンパン」です。美味しい!

バーカウンターで、おつまみと一緒に1杯いただき、一旦、ラウンジカーは出ることにしました。

松江駅に停車。「スーパーまつかぜ」も「瑞風」も鳥取まで行くけれど・・・

列車は松江駅に到着。松江駅では、益田から瑞風を追いかけてきた「スーパーまつかぜ」のキハ187系が隣のホームに停車。すぐに米子・鳥取方面へと向かって発車していきました。

ちなみに。この「スーパーまつかぜ」が鳥取駅に着くのは、1時間半後の19時50分。対して、「瑞風」が鳥取駅に着くのは、翌朝6時台。1時間半で行けるところを12時間もかけるなんて、やっぱりこの列車、タダモノじゃありません(笑)

ラウンジカーを出て向かった先は・・・京都寄りの展望車!

松江駅に到着した瑞風は、十数分停車した後、進行方向を変えて、出雲市方面に発車します。ここから2回目の宍道湖畔を走行することになるわけです。

最後尾になった10号車、京都寄りの展望車で、クルーの方と一緒にホームを眺めながら手を振ります。もう瑞風で過ごして半日ほどになり、手を振るのもだいぶ慣れてきました。

そんな松江駅発車の様子はこちら。

松江駅に停車したのは、18時台の仕事帰りの時間帯。あまり「瑞風」に興味なく、スマホや本に集中してる人が多かったのが逆に印象的でした。このあたり、おそらく、瑞風が通る回数が一番多い区間なので、皆さん慣れているのかもしれませんね。

「あまり手を振ってくれなかったですね😅」というクルーの方との会話も、いい思い出です。

ちなみに、「山陰コース上り」で、京都側の展望車(10号車)の展望デッキに出られるチャンスは、松江から宍道湖畔を荘原まで戻る時と、京都から新大阪へラストスパートする時の2回だけ。貴重なチャンスを逃さないように、松江駅で10号車に向かったというわけです。

山陰本線を下りながら見る、二度目の宍道湖。展望デッキはいまいち・・・

そんな感じで松江を発車すると、二度目の宍道湖。進行方向右側に宍道湖を見ながら、下関方面に向かって、複線の下り線を走ります。私も含めて何人か、展望デッキで過ぎ行く景色を眺めていました。

しかし。展望デッキから、確かに宍道湖はよく見えるのですが、夕日とは逆方向。10号車の展望デッキは東向きなんですよね・・・ということで、宍道湖に沈む夕日を見るなら、展望デッキでなく、展望車の室内がおすすめです。

雲が多めでしたが、だんだんと日が暮れて「トワイライト」な感じになってきました。

時期と時間が合えば、上り方向に走行している時の展望デッキ(西向き)から日没を見るのも最高だと思います!

2回目の宍道湖畔が終了。3回目が始まる前に、コンサートがスタート!

松江で折り返して西に向かい、宍道湖を通り過ぎて・・19時前に停車したのは、荘原駅。出雲市駅を出発してから1時間半、もう一息で出雲市駅という所まで戻ってきてしまいました(笑)

19時といえば、まもなく日没。そして、瑞風のラウンジカーでは、コンサートが始まる時刻です。ラウンジカーで待っていると、演奏に来てくださったのは、山陰で活躍中の演奏家のお二方。バイオリンとキーボードの組み合わせです。

さすがに、コンサート全部アップするのはNGだと思うので、1曲目のほんの一部だけ。瑞風のテーマ曲「瑞風~MIZUKAZE~」の演奏の途中で、東京行きの「サンライズ出雲」が荘原駅を通過したところの動画です🎦

コンサートは、アンコールを含めて30分弱。季節を感じられる懐かしい曲や、山陰にまつわるあんな曲やこんな曲、誰もが知ってる名曲など、あまり音楽を知らなくても、世代を問わず、楽しく聞くことができるメニューでした。

間近で、バイオリンとキーボードの生演奏を聴けるなんて、超贅沢!!これも、とても素晴らしい思い出になりました。

コンサートのお供には・・・やっぱりお酒!!

そんな演奏を聞きながらも、飲むのはやっぱりお酒!
素敵な雰囲気と景色の中で、見た目も美しい「瑞風オリジナルカクテル🍸」をいただきました。

まず、緑色に金箔が乗っているのは、看板メニューの「瑞風」

ジンベースの、ちょっと強めのお酒。隠し味に梅昆布茶が入っていると、翌日にクルーの方から聞きましたが、言われないと分からないかも(^^;)

次にいただいたオレンジ色のカクテルは「夕景」

宍道湖に沈む夕日を見ながら「夕景」を飲む・・・ことはタイミング的にできませんでしたが、美味しくいただきました。「瑞風」より「夕景」の方が飲みやすかったです。

3度目の宍道湖は左側。

そして、コンサートが終わる頃、再び左手に見えたのが、3度目の宍道湖。まだ若干明るいですが、日は沈み、少しずつ夜行列車の雰囲気が強くなってきました。

夜の展望車もいい雰囲気!

華やかなラウンジカーを出たら、やっぱり向かうのは・・・展望デッキ!夜の展望デッキも、昼間と一味違って、またいい雰囲気です。

また、夜だけ限定のプレゼントとして、展望車の香りをどこでも再現できる「オリジナルアロマ」が配布されていました。

そして、展望車にもタブレット端末が設置されていて、個室と同様に、飲み物などを注文することができます。大きな窓から景色を眺めながら一杯飲むのも、いいかもしれません。

まもなくディナータイム!

そんな感じで、夜の展望デッキ・展望車を楽しんでいたら、時刻は20時。ダイニングカーでのディナー(第二部)の時刻が近付いてきました。

ということで、次回は、ダイニングカー「ダイナープレヤデス」でのディナーの様子を投稿します。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

【瑞風の旅1日目④】出雲市駅で途中下車、「瑞風バス」で出雲大社へ立ち寄り観光

トワイライトエクスプレス瑞風の旅の記録。今回は、出雲市駅で途中下車して、瑞風バスで立ち寄り観光に出かけた記録。若干鉄分控えめです😉

ランチタイムから出雲市到着前までの様子はこちら。

15時過ぎ、出雲市駅で途中下車

9時過ぎに下関を出発してから約6時間。山口県から島根県にかけて山陰本線をゆっくり(と言ってもそれなりの速度で)走ってきた「トワイライトエクスプレス瑞風」は、15時過ぎ、出雲市駅に到着しました。

ここでは、一旦列車から離れ、立ち寄り観光。出雲大社に「正式参拝」します。出雲市駅では、駅員さんに出迎えていただき、瑞風専用の改札口から出場します。

きっぷはありませんが、「瑞風バッチ」を着けて、瑞風の乗客っぽい余裕のある立ち居振る舞いをしていると、問題なく通してもらえます(笑)。

立ち寄り観光のドレスコードは「カジュアル」

立ち寄り観光のドレスコードは「カジュアル」ということで、列車内の「スマートカジュアル」より、基準が若干緩和されています。Tシャツとジーンズとかでも多分問題ありません。

参考(瑞風のサイト):TWILIGHT EXPRESS 瑞風(みずかぜ)[ご案内とご注意]

とはいえ。それほどたくさん歩くわけでもないですし、日本を代表する神様にご挨拶する機会と考えたら、列車内の「スマートカジュアル」と同じぐらいの服装がいいかな・・・と思って、私は、襟付きのシャツで出かけることにしました。

出雲市駅を出ると待っていた「瑞風バス」

出雲市駅の改札を出て駅舎から外に出ると、待っていたのは「瑞風バス」!

所属は中国JRバス、広島ナンバーです。瑞風と同じグリーンに、大きな瑞風のロゴ。ナンバーの「3250(ミズカゼ)」は若干強引な気もしますが・・

車内は、瑞風ロゴ・瑞風カラーのカーペット敷きです。

実はこの瑞風バス、見えないところで瑞風と一緒に移動していて、異常時には代替移動手段として使われるらしいです。そのためか、長距離移動でも十分快適な仕様。リクライニングはもちろん、レッグレストあり、電源あり。トイレも付いてます。

 

瑞風の定員が30人ちょっとなので、バスの定員にはだいぶ余裕があります。バスで知らない人と相席になることもなく、快適に過ごせます。

出雲市駅を出発すると、見えたのは・・・国鉄色!

バスが出雲市駅を出発すると、なんと、国鉄色の「やくも」が出雲市駅に入線!やくも24号、岡山行きです。

ホームで少し待って、瑞風と国鉄色の並びを撮りたかったところですが、今回ばかりは仕方ありません。バスの車内から、スマホの望遠レンズを駆使して、なんとか記録することができました。

クルーの方の説明を聞きながら、バスは出雲大社へ

出雲大社までのバスでの移動は30分弱。クルーの方が、立ち寄り観光先である出雲大社の説明をしてくださいました。

普段「いずもたいしゃ」と呼ぶことも多いですが、正式には「いずもおおやしろ」と言うそうです。まつられているのは「大国主大神様」。

公式サイト:https://izumooyashiro.or.jp/

出雲大社の敷地内までバスで連れて行ってもらい、正式参拝をさせていただきます。

参拝中の写真はNGでしたが、普通は入れない、本殿の近くまで入って参拝させていただくことができました。なんかよく分かりませんが、体が熱くなるような感覚があり、ものすごいパワーをいただきました。

正式参拝も、宮司さんのお話も、とてもありがたい体験。

正式参拝の後は、宮司さんのお話。

出雲大社の歴史や、式年遷宮の屋根の葺き替え等について、苦労話等も交えてわかりやすく説明していただきました。

伊勢神宮の式年遷宮では新しい建物を建て直しますが、出雲大社の式年遷宮は、ヒノキの皮でできた屋根をやり変えるだけで、建物自体は、1744年からそのまま残っているそうです。国宝や重要文化財は、簡単に建て替えられないみたいです。

ただ、60年に一度とはいえ、莫大な量のヒノキの樹皮を集めるのは、かなり大変とのこと。そして、60年前の作業を再現できる経験者がいないというのも、前回の式年遷宮(2013年)では非常に苦労したというお話でした。そのため、2013年には、60年後に備えて、しっかり記録を残しているそう。60年後はきっと、スムーズに式年遷宮が行われるのではないかと思います。

私もまだ生きてるかな・・(生きてれば90代前半!)

30人ほどの比較的少人数だったこともあり、宮司さんに質問しながらじっくりお話を伺うことができたのは、すごく有難い、貴重な体験でした。

さらに最後には、コロナ禍の中では控えていたという「お神酒」もいただくことができました。有難すぎる!!!

ということで、お神酒をいただいた後は自由散策の時間になります。御朱印をいただいて、本殿の周りをゆっくり散策してると、あっという間に集合時間。大しめ縄が有名な神楽殿をじっくり見る余裕はありませんでした😅

出雲大社を出発、稲佐の浜経由で出雲市駅へ。

出雲大社を出発したバスは「稲佐の浜」を眺めながら帰ります。毎年10月(世の中は「神無月」ですが出雲では「神在月」と言われます)に、八百万の神が上陸するという、きれいな砂浜。時間があれば遊びたかったな・・

(今回ではなく、昨年撮った写真です)

そして、瑞風バスは予定通り、出雲市駅に戻りました。

やっぱり、ホームで列車を見たり撮ったりは楽しい!

お土産を少し見てから(買わなかったけど)ホームに戻ると、ちょうど、岡山からの「やくも」が到着。もちろん、瑞風と一緒に撮ります。

そして、こんな写真も。先頭車と中間車の連結って、何でこんなに撮りたくなるんでしょうか(笑)

写真を撮りながらホームをうろついていたら、あっという間に、出雲市駅出発時刻の17:35になってしまいました。

さあ、ここから先が、いろんな意味で、トワイライトエクスプレス瑞風の本領発揮。華やかな「トワイライト」の時間が始まります。

ということで、最後は、出雲市を発車する動画をどうぞ。

ホームの人が手を振ってくれるのって、すごく嬉しいですよね!「私」に振ってるんじゃなくて、「瑞風」あるいは「瑞風の乗客」に振っていることは分かっているけれど(笑)

という感じで出雲市駅を発車した瑞風。次回は、夕方のラウンジカーや展望デッキの写真や動画を投稿します。お楽しみに。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

【瑞風の旅1日目③】山陰本線、日本海を眺めながら、優雅なランチとティータイム

トワイライトエクスプレス瑞風の旅の記録。下関駅出発から午前中の様子はこちら。

今回は、1日目のランチとティータイム。萩駅付近から出雲市駅到着前までの様子です。

「トワイライトエクスプレス瑞風」山陰コース上り、昼食は12時から。

9:14に下関を出発した、山陰コース上りの「トワイライトエクスプレス瑞風」。ウェルカムドリンクをいただき、室内や車内を観察し、瑞風茶会に参加し・・いろいろしていると、あっという間に、時間はお昼前。12時から、昼食が始まります。

実は、下関駅出発前から、ダイニングカーのオープンキッチンで準備されていた食事。楽しみで仕方ありません。

ちなみに、昼食が始まる頃に走行している場所は、萩を過ぎて、山口県から島根県に入ろうというところ。引き続き、日本海に沿って走る山陰本線。日本海を眺めながらの、優雅なランチタイムです。

昼食は、個室のテーブルで、日本海を正面に眺めながら。

昼食は、ダイニングカーではなく、広々とした個室のテーブルでの食事でした。私が利用した個室「ロイヤルシングル」の大きな特徴は、

日本海を正面に見ながら(進行方向横向きで)

食事をいただけること。

ダイニングカーや「ロイヤルツイン」の個室では、日本海を正面に見るのは難しそうなので、これはとても良い体験でした。(私はこの向きにセットしてもらいましたが、進行方向にセットしてもらうこともできるそうです。)

まあ、見える景色は、ダイニングカーや「ロイヤルツイン」の部屋でも、もっと言えば「ザ・スイート」でも、同じなんですけどね。その中で「どれだけ楽しんで体感できるか」それが大事です。

昼食「奥出雲の恵み」のお品書き、お酒もある!

ということで、まずは、お品書きから見ていきます。

奥出雲の「たち花」というお店のお料理。テーマは「奥出雲の恵み」ということで、奥出雲産の旬の食材にこだわったメニューだと、クルーの方から説明をしていただきました。

メニューの一番左には「お飲物」ということで、料理に合うお酒「ペアリングドリンク」がセレクトされています。

夕食や、翌日の昼食にもあった「ペアリングドリンク」。選ぶ手間なく、食事に合った美味しいお酒がいただけるということで、お酒の選択に強いこだわりがない(いつも悩んでしまう)私には、とても有難かったです。

もちろん、ペアリングドリンクは強制ではなく、他の好きなお酒を頼むこともできます。「獺祭」とか有名なお酒もあるので、試してみるのも良いですね。

とりあえずお酒!一杯目は島根のお酒「玉鋼」

ということで、早速いただいた1杯目のお酒は、ペアリングドリンクに選ばれている島根県の日本酒「玉鋼」。ワイングラスでいただきます。

食前酒も兼ねて、だいぶ早いタイミングでいただき、食事が出てくる頃には既に終わりかけてました(笑)

ということで、12時過ぎ。肝心のお料理が始まりました。

1品目「合せ向付」サラダとお刺身

・奥出雲鮎焼と奥出雲大豆湯葉のさらだ

・奥出雲岩魚のお刺身

よろしければ動画で、日本海を見ながら食事する気分をお楽しみください!

写真はこちら。

同じ食事でも「料理モード」で撮影すると、より一層美味しそうに見えます(笑)

美しすぎて、どこから手を付けたらいいのか・・という感じでしたが、美味しくいただきました。

お刺身のワサビが、超まろやかで、デザートにしてもいいぐらい(?)甘みが感じられたのが印象的でした。

2品目は「焼物」美味しい魚とお肉、そして2杯目!

・奥出雲さーもんれあ焼 菊芋そーすと共に

・奥出雲和牛すてーき風油煮 飯そーすと共に

注目は、木の板の器と、ご飯から作られた「飯そーす(いいそーす)」。お肉も魚も大好きな私には、かなり満足な一皿でした。味付けも柔らかさも最高!!

ちなみにこのお肉。1時間半ほど前に、ダイニングカーのオープンキッチンでカットされてるのを目撃して、とても気になっていました😋

一緒にいただいた2杯目のお酒は、やはり島根県の日本酒「七冠馬」。かわいい徳利とお猪口でいただいて、ゆっくりマイペースで楽しめました。

車窓に見える海と、お酒。この動画を見て、「めちゃくちゃ幸せ!」と感じた人は、きっと私の仲間です(笑)

3品目の「煮物」と4品目の「飯物」

・奥出雲養生スープ(薬膳)

・仁多米こしひかり

奥出雲の野菜とお肉がたっぷり入った、やさしい味のスープ。落ち着いた気分でじっくり味わいます。スープに入っていた具材はこんな感じ。

美味しい野菜とお肉をたくさんいただいて、超満足!

ごはんは、おかわりOKと言われましたが、お腹いっぱい。1杯だけにしておきました。

益田駅に停車。出迎えてくれたのは・・

お酒とスープをいただいている頃に、益田駅に停車。ゆるキャラの「オロチくん」と駅員さんたちが出迎えてくれました。

そして、この駅で、車掌さんが交代されます。(列車長やクルーの方は2日間通しで乗務されますが、運転士さんや車掌さんは区間ごとに交代されていました。)

後ろに見えてきたのは、新山口行の「スーパーおき」キハ187系。下関から益田までは普通列車だけの区間でしたが、益田から先は特急も走る区間。しばしば特急とも出会うようになり、楽しみが増えます。

ちなみに。瑞風の旅、山陰コースの下りや周遊コースでは、ここ益田駅で深夜に長時間停車するようです。

5品目は「水菓子」 苺たっぷりのデザート「いちごいちえ」

ランチの最後は、「苺一会」という名前のデザート。お茶と一緒にいただきます。

苺の実はもちろん、葉と根と、苺全体を使ったデザート。ここにも、奥出雲の味をまるごと味わってほしいという思いが込められているそうです。

旅を終えて改めて振り返ると、「いちごいちえ」って、瑞風の旅にも、とてもマッチするネーミングだと思います。瑞風の旅には「一期一会」の出会いが盛りだくさん。1つ1つの出来事を大事に楽しんでいくと、めちゃくちゃ密度の濃い2日間になること間違いなしです。(もしかしたら、日常生活も同じなのかもしれません。)

食後は、ホットコーヒー

食後は、クルーの方にお願いして、ホットコーヒーを持ってきていただきました。

普通に美味しい!普段飲んでるインスタントコーヒーやコンビニのコーヒーとは全く違いますね。気分も含めて。

ちなみに。もう少しお酒をいただきたい気持ちもありましたが、この日の立ち寄り観光は出雲大社。あまり酔った状態で神様にお会いするのも失礼かな・・と思い、パスすることにしました(笑)

出雲市到着前に、ティータイム!

コーヒーで落ち着いてしばらく(30分ほど)したら、ティータイム!「フレーバーティー」とチョコレートをタブレットから注文して、持ってきていただきました。

瑞風車内で、午後の優雅なひととき。インスタ映えする雰囲気ですね✨

お酒も飲みますが、お茶やスイーツも結構好きな私。いろいろ食べたり飲んだりしたくて、ついつい欲張ってしまいます😅

ちなみに、飲み物や食べ物は、個室や展望車に備え付けのタブレット端末で、いつでも(深夜以外)注文することができます。

チョコレートも美味しかった!というか、食べるのをためらうぐらい美しすぎる!

15時前、まもなく出雲市に到着。

そんな感じで美味しくチョコレートをいただいたら、時刻は15時前。まもなく出雲市に到着です。下関を出発してから6時間ほど、日本海に沿って山口県を走り抜け、島根県ももう半ば。

次回は、出雲大社の立ち寄り観光です。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

【瑞風の旅1日目②】下関駅を発車。山陰本線を京都に向けて走り出す!

トワイライトエクスプレス瑞風の旅の記録。下関駅を出発するところです。

下関駅での受付から出発前の様子はこちら。

トワイライトエクスプレス瑞風、下関駅を発車!

午前9時14分。大阪へ向かうトワイライトエクスプレス瑞風は、葉加瀬太郎さんのテーマ曲「瑞風~MIZUKAZE~」をBGMに、静かに下関駅を発車します。感動の瞬間!!

よろしければ、動画で、出発の雰囲気を味わってみてください。(私とクルーの方の会話もちょっとだけ入ってしまっていますがご了承ください・・)

乗っているのは私の割り当てられた個室「ロイヤルシングル」のある4号車。瑞風の寝台車「キサイネ」は、エンジンもモーターもない車両なので、本当に静かな発車でした。

部屋の前の大きな窓にスマホをくっつけて動画を撮影していたら、担当のクルーの方から、窓が開くことを教えていただき、開閉可能な窓に移動してみました。窓を開けると、隣のラウンジカーのエンジン音がちょっと響いてきて、これはこれでいい感じですね。

ガラスがなくて映像はクリアになったはずですが、窓枠が入ってしまって、構図的には開かない窓のほうが良かったかも😅まあ、そんなこともありますよね。

下関駅のホームでは、たくさんの瑞風クルーの方々、駅員さん、見物客の方々が見送ってくださいました。出発してから、一気に加速しないで、ホームを抜けるまで徐行するのも、きっと1つの演出ですね。

発車したら、とりあえず・・・泡!!

下関駅を発車したら、とりあえず「ウェルカムドリンク」をいただきます🍾ウェルカムドリンクと言えば、やはり、スパークリングワイン。この特別な空間で、9時台から心置きなく飲めるって、めちゃくちゃ幸せです。

幡生から山陰本線に入ってしばらくすると・・・日本海!!そして2杯目。

列車は、幡生で山陽本線と分かれて、山陰本線へと進みます。しばらくすると、日本海が見えてきます。大きな窓からよく見える!!車掌さん(あるいは列車長さん?)の案内放送もありました。このあたりから、翌日の昼過ぎ(兵庫県あたり)までは、日本海に沿って走ることになります。

こんな素晴らしい景色を眺めながら、2杯目にいただいたお酒は、ロゼのスパークリング。1杯目のスパークリングの方が私には好みだったかな・・・どっちも美味しくいただきましたけど。

時間はまだ朝の10時。きれいな景色を眺めながら心置きなく飲めるって、やっぱりすごく幸せ!!

「瑞風茶会」という非日常の空間へ。

お酒と景色を小一時間楽しんでから、ラウンジカーで行われている「瑞風茶会」に参加させていただきました。

瑞風茶会は、9:30~11:30まで開催されていて、好きなタイミングで参加することができました。私は、10:30すぎ、あと20分ほどで長門市に着くぐらいのタイミングで、ラウンジカーに向かいました。

お茶の作法とか全く知らず、ちょっと緊張状態の私(笑)。勧められるままに、お茶とお茶菓子をいただきながら、ゆっくり過ごします。

私が少し落ち着いたタイミングを見計らって、「なつめ」とか、お茶の道具などについて簡単に説明をしてくださいました。が、正直、よく分からない・・・今度乗る時は、ちょっと茶道のことを勉強してから乗りたいと思います。

とはいえ、お茶とお茶菓子はとても美味しくいただきました。他のお客さんも少ないタイミングで、30分近く、ゆったりとした時間を過ごすことができました。

長門市駅停車中には、お茶碗を持ってお茶を飲んでいる(みたいな格好をしてる)写真も撮っていただき、良い記念になりました。

お茶会の後は車内探検、そして昼食!

お茶会のあとは、先頭の10号車、展望車まで行ってきました。先頭車では、展望デッキには出られませんが、ガラス越し、運転席越しでも、前面展望をしっかり見ることができます。

展望車の優雅なBGMを聞きながら、海あり山ありの変化に富んだ景色を楽しめるのは、「山陰本線を走る瑞風」ならではの楽しみですね。

しばらく楽しんだら、先頭の10号車から、私の個室がある4号車に戻ります。途中の6号車、ダイニングカーのオープンキッチンでは、昼食の準備が着々と進んでいました。美味しそうなお肉。食事が待ち遠しい!

あれこれ見ながら部屋に戻ると、時刻は11:30。12時からの昼食に向けて、担当のクルーの方が、個室で昼食の準備をしてくださいます。

昼食のテーマは「奥出雲の恵み」
早速、白ワイン・・みたいなグラスで「日本酒」をいただきながら、お食事の到着を待ちます。

ということで、下関駅発車から昼食前までの瑞風の様子をお伝えしました。
次回は、昼食の様子など投稿します。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

【瑞風の旅1日目①】下関駅、受付から出発まで、ワクワクドキドキのひととき。

トワイライトエクスプレス瑞風の旅の記録。今回は、下関駅の受付から、出発前までの記録です。朝、下関駅に向かうまでの様子はこちら。 

トワイライトエクスプレス瑞風の旅、下関駅の受付は8:30から

6月12日(月)、時刻は朝の8:30。下関駅で、トワイライトエクスプレス瑞風の受付が始まる時刻です。昨日と同じ駅なのに、クルーの方々と瑞風のお客さんがいるだけで、雰囲気がちょっと違う!!

受付で、名前を名乗りながら「瑞風乗車証」を提示すると、鍵とバッチを渡していただけます。キラキラしすぎて写真撮るの難しい😅

鍵とバッチを受け取ったら、クルーの方にアテンドされて、9番線ホームに向かいます。

受付からホームまで、クルーの方にアテンドされて・・・

案内して下さったクルーの方と一緒に、まずは客室へ向かいます。が、途中には、撮りたいポイントがいっぱい。

瑞風専用の改札口を撮って、

発車案内を撮って、

先頭車で乗車記念の写真を撮って、

同じく先頭車で港も入れた写真を撮って、

できるだけ時間をかけずに撮ったつもりですが、アテンドしていただいたクルーの方にもちょっと時間を取らせてしまいました。ありがとうございます。

部屋に荷物を置いたら、撮影タイム!普段の撮影と違いすぎる・・

いったん個室に案内していただいて、荷物を置いたら、車内やホームでいろんな写真を撮ります。まずは、動画を1本。

先頭から最後尾まで、ゆっくり歩きながら撮った動画。明るくなったり暗くなったり、なかなか難しい被写体です。

それにしても、普段の撮影と違いすぎる!!

何が違うかというと、ワクワク感で、落ち着いて撮影できないという、私の気持ちの問題もあるのですが、それ以上に、クルーの方の気遣いと視線を常に感じる!というのが一番の違いでした。

動画を撮っていると、邪魔にならないように移動して下さったり、笑顔で見守ってくださったり。とても恐縮で、緊張もするのですが、大変ありがたかったです。

そんなふうに、発車前から、クルーの皆さんの気遣いをたっぷり感じることができて、ますます期待が高っていきます。

下関駅発車前の記念写真スポット①先頭車の「振鈴」

発車前のホームには、記念写真スポットがいくつかあります。

1つ目は、改札階からホームに上がってすぐのところ。瑞風の先頭車付近に、日付入りのボードと「振鈴(しんれい)」が置いてあり、記念写真を撮ることができます。

受付から客室までアテンドして下さるクルーの方に撮っていただくのが自然な流れかな・・・と思いますが、荷物を客室に置いてから身軽になって撮るのも良いかもしれません。もちろん、近くにいるクルーの方にお願いすれば、いつでも(発車間際とかはやめておきましょう)快く撮影してくださいます。

また、ここは、瑞風の乗客でなくても(見学に行っただけでも)撮影が可能です。乗車するお客さんがいないタイミングを見計らって、「これから乗ります!」「今度乗ります!」みたいな雰囲気の記念写真を撮ると、きっと、瑞風が少し身近な存在になるはず。特に、「乗りたいけど、なかなか当選しない・・・」とか、「乗りたいけど、値段が気になって応募できてない・・・」と思っている方にはおすすめです。

下関駅発車前の記念写真スポット②駅名標(モニュメント)と待合椅子

こちらは、瑞風の公式Webサイトに載っている写真がいい雰囲気だったので、引用させていただきます。

引用元:旅のはじまり|TWILIGHT EXPRESS 瑞風 MIZUKAZE(2023年8月)

この駅名標の前で、あるいは、広々としたソファーに座ったりして、記念写真を撮ることができます。

ちなみに、こちらのモニュメントとソファーは、瑞風発車前だけ登場します。つまり、多くても週に1回、数時間しか見られない、貴重な姿です。

前日、瑞風が3番線に到着した時の9番線は、こんな感じ。

「そこに何かがある」ということは分かりますが、瑞風色(グリーン)のカバーで覆われていて、モニュメントを見ることはできません。

下関駅発車前の記念写真スポット③展望デッキ

下関駅発車前、もう一つの記念写真スポットは、最後尾の展望デッキ!展望デッキで展望している写真を、クルーの方が撮ってくださいます。(写真は、他の乗客の方が撮影してもらっているところです。)

顔が見えやすいように、お立ち台も用意されていました。(走行中にお立ち台はありません)

実は、この時には知りませんでしたが・・展望デッキで後ろ向きに展望している自分の姿を撮れるチャンスは、ホームが長い下関駅しかありません。乗車される際はぜひお忘れなく!

たくさん写真を撮ったら、間もなく出発。

そんな感じで、ホームでの撮影や観察を楽しんだら、下関駅出発の時間も近付いてきます。下関駅出発の瞬間をどこで過ごすかは、ちょっと悩むところです。

部屋で寛ぎながらの出発も良いですし、窓の大きい展望車や展望デッキ、ラウンジカーなどでしっかりと下関駅を見届けるのも良さそうです。

私は、個室でゆっくり過ごすことにしました。

ということで、以上、下関駅発車前の様子でした。

出発前の緊張感の中ですが、出発前だからこそ撮れる写真もいろいろあるので、乗られる時は、早めに行ってホームや車内を散歩するのがおすすめです。

次回は下関駅出発と車内の様子をお伝えします。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

【瑞風の旅の準備⑥】当日朝。起きたら・・・まずは下関観光!

瑞風乗車前日の様子はこちら。

ついに来た、瑞風乗車当日!

6月12日。ついにこの日が来ました。

出発の朝は、下関駅の近くのホテルでのんびりするのもよかったのですが、いろいろ気になるスポットが多い下関。

眠い目をこすりながら、早朝から活動することにしました。

「壇ノ浦の戦い」の悲しい歴史

6時すぎにホテルを出て、下関駅前からバスに乗車。最初に向かったのは「赤間神宮」です。

赤間神宮には、以前から私がなんとなく気になっている人物、安徳天皇が祀られています。1歳で即位させられ、6歳の時に入水させられることになった安徳天皇。大人の勝手な事情で、子供らしく自由に遊ぶこともできず、不自由な生活を強いられ、挙句の果てにわずか6歳で殺されてしまったわけです。現代の言葉で表現すれば「幼児虐待」でしかないですね。悲しすぎる歴史です。

そんな歴史を感じながら、比較的穏やかな早朝の関門海峡を、ゆっくり眺めていました。関門橋も、対岸の門司港も、きれいに見えました。

ここが、歴史的な戦いの舞台となった場所だなんて、想像もできせん。平和な世の中って、本当に有難いですね。

世界が平和だとは言いにくい昨今ですが、そんな中でも、今の自分は、かなり平和で幸せに生活ができていること。改めて感謝です。

唐戸市場で朝食を・・・と思ったものの。

関門海峡を眺めたら、唐戸市場で朝食を・・と思っていたのですが。

赤間神宮と海辺でゆっくりしすぎたため、唐戸市場に着いた時には、時刻がもう7:30すぎ。

食事をしていたら、下関駅に着くのが受付終了ギリギリになりそう・・ということで、今回は泣く泣く諦めて、ホテルに戻りました。今回の旅行では、唐戸市場の魚より、瑞風が最優先です。

ということで、朝食は、コンビニのおにぎり1個になりました🍙

きっと、瑞風車内でいっぱい飲食できるので、ここは控えめにしておくのがいいかな・・・という考えもありましたが、やはり足らなかった・・・もう少し食べておけばよかったです。

ホテルを出て、下関駅の受付へ

そんな感じで早朝の下関を慌ただしく楽しんで、ホテルに戻ったのは8時頃。30分ほどかけて準備をして、ホテルから下関駅へ向かったのは8:30頃でした。

普段なら、ホテルに戻ってすぐに準備して、8:15には出発できていたと思いますが、今回は瑞風に乗る直前。せっかくなので、ちょっと念入りに準備して瑞風乗車に備えます。

具体的には、ちょっとだけ気合を入れて髪をセットしたり、いつもより念入りにヒゲを剃ったり、歯磨きしたり。そんな準備をしながら、瑞風の旅に向けてテンションを高めていきます。

瑞風出発前の下関駅周辺の様子は?

下関駅に向かうと、駅周辺は、やはり人影少なめです。

一方で、時々見かけるのは、これから瑞風に乗ると思われる方(服装と荷物でなんとなく分かります)ばかり。瑞風出発前の下関駅周辺は、すごく優雅な雰囲気になっています。

特に、改札口付近は、瑞風のクルーの方々と乗客の方々が行き交っていて、なかなか非日常な雰囲気。これから特別な旅が始まるという、ワクワク感で満ち溢れています。(あくまでも私の個人的な感覚です。)

ということで、次回、ついに瑞風に乗車します!

今回も、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

【瑞風の旅の準備④】乗車前日の過ごし方。大阪から下関へ行ったついでに・・・

前回の記事はこちら。

今回は、私が瑞風に乗る前日にしたことを記録しつつ、瑞風乗車前日の過ごし方をどうするのが良いか、ちょっと考えてみました。

瑞風に乗る前日、どうやって過ごす?

下関から「トワイライトエクスプレス瑞風」に乗る前日。

「せっかく瑞風に乗るんだから、前日もちょっと優雅に過ごしたい!小倉のちょっといいホテルでディナーでも・・」と考える方も結構いらっしゃるのではないかと思います。実際、瑞風の旅の案内書類と一緒に、下関だけでなく小倉のホテルの宿泊プランの案内が入っていたりして、一緒に申し込む方も多いのだと思います。

一方で、当日朝一で大阪から向かっても実は間に合うので、前日は大阪で過ごすことも可能で、こんな方もいらっしゃいます。

500キロ以上離れた自宅から始発に乗って超豪華寝台特急に乗ろうとする鉄オタの日常 - YouTube

結局のところ、旅のスタイルは人それぞれ。「自分が満足する」過ごし方をするのが一番です。

「瑞風」に乗る前日から、満足する旅をするために、参考にしていただければ嬉しいです。

瑞風乗車前日、まずは大阪から下関に移動

さすがに、当日朝の移動では慌ただしいと思って、大阪を出発するのは、前日の昼過ぎにしました。下関付近で行ってみたい場所がいくつかあったのも大きな理由です。

まずは、新大阪から「のぞみ」で小倉へ向かいます。

下関へは、新下関経由より小倉経由の方が早くて便利。しかも、JR西日本の株主優待券を利用したので、小倉まで7560円。瑞風の55分の1の値段です(笑)

マニアとしての注目ポイントは、乗車券が「北九州市内」ではなく「小倉」になっていることだったりしますが、正直どうでもいいですね(笑)

ちなみに、「乗変」する前は、こんなきっぷを買っていました。

時間に余裕があれば、広島・新下関経由で下関まで行こうと思っていたんですけどね・・・時間がなかったです。

ということで、新大阪から乗ったのは「のぞみ23号」博多行き。特に選んだわけではないですが、N700Sでした。

途中の岡山でたまたま撮った、こんな1枚。

ここで113系や117系が普通に見られるのも、あと少しですね・・・

という感じで、2時間ほど「のぞみ」に乗って、あっという間に小倉に到着!博多に向かうのを見送って、在来線ホームに向かいます。

小倉駅で少しだけ九州の雰囲気を味わってから、下関に向かいます。小倉駅の在来線ホームに行くと、次の下関行きは、15:12。ステンレスの車体に水色の帯は、415系1500番台です。

小倉駅を出発すると、途中で門司駅に停車。そこからデッドセクションを通って関門トンネルを抜けると、あっという間に下関です。

ちなみに、途中で「36ぷらす3」を見かけましたが、撮り損ねました😢

下関で泊まったホテル「ヴィアイン下関」まずは荷物を置いて身軽に。

下関に到着した後は、一旦ホテルにチェックインして荷物を置きます。泊まったのは、JR系列の「ヴィアイン下関」というホテルです。

以前、「WEST EXPRESS 銀河」で下関到着後に利用したのですが、駅から近くて、大浴場もあって、比較的安くて、便利だったので、今回も利用することにしました。「じゃらん」で予約しましたが、素泊まりで6000円弱でした。

下関駅へ戻って、まずは瑞風をお出迎え。

荷物を置いて下関駅に戻ったら、まずは、「トワイライトエクスプレス瑞風」の到着を出迎えて、回送を見送りました。その時の様子はこちら。

私は、これを見るために、夕方ではなく昼過ぎに大阪を出てきたわけですが・・・乗車前日の瑞風、時間があれば、絶対見に行くのがおすすめです。(運転しない日もあるので要確認ですが。)

翌日の楽しみにとっておく・・・という考え方ももちろんありですが、見れば見るほどテンションが上がって、好きになるのが「瑞風」。何度見ても飽きないですし、慣れてしまうこともない、本当に素敵な列車です。

瑞風を見送った後は・・・ちょっと乗り鉄!!長門本山へ。

瑞風を見送ったら、黄色い115系に乗って小野田へ向かいます。

下関駅って、結構いろんな列車が発着して面白いです。

小野田駅に着いたら、美祢線100周年ラッピングの回送を目撃しました。なんか、キハ120っぽくないかっこよさ(笑)

小野田からは、小野田線に乗り換えます。

小野田線を走るのは、黄色い123系、1両で走る電車です。細かい話ですが、小野田駅では、山陽本線と小野田線の線路が繋がってないんですね。

雀田まで行ったら、今度は別の123系に乗り換えて、長門本山へ向かいます。

そして、終点の長門本山駅に到着!無人駅です。

長門本山駅は、なんと、1日に3本しか列車が来ません。

ちなみに、一昔前には、こんな電車が走ってました。

ということで、貴重な列車に乗ることができて、とても満足!下関から「瑞風」に乗る前日に「長門本山に乗りに行こう!」と思う「乗り鉄」な人はかなりレアだと思いますが、他人は他人、自分は自分。気にしないのが一番です(笑)

長門本山から下関へ帰る

ということで、長門本山から、帰りも貴重な1本に乗って、雀田に戻ります。

復路は、往路と別ルート、居能・宇部経由で下関へ向かいました。

小野田線の本数が少ないので、その方が早かったためです。単純往復より、ちょっと変化がある方が好きなので、ちょうどよかったです。

下関駅到着後は・・・

そんな感じで、小野田線に乗りに行って下関駅に到着したのは、21時前。17時頃から、4時間ほど「乗り鉄」してたことになります(笑)

夕食もまだだったので、居酒屋で軽く一杯飲むことにしました。適当に入った店ですが、本当に「軽く一杯」にしておきました。

せっかくなので、一応、下関っぽく、山口県のお酒と「ふく」は、ちゃんといただきましたよ。

食事を終えたらホテルへ。大浴場でゆっくりして、翌日の準備をして、SNSの投稿をしてから、翌日に備えて眠りにつきました。

 

ということで。以上が私の、瑞風乗車前日の様子でした。

まとめ:瑞風をより楽しめる、乗車前日の過ごし方。

基本的には、どんな過ごし方をしてもOKです。

私みたいに「乗り鉄+軽く1杯」もいいですし、「ホテルでゆっくりする」「下関や門司港を観光」「美味しいものを食べまくる」などなど、過ごし方の選択肢は無限にあります。

ただ、大事なことが1つ。

とにかく、楽しく、リラックスして過ごしましょう!!

まだ瑞風に乗っていないとはいえ、下関に向かう時点でもう「瑞風の旅」は始まっています。そう簡単に何度も参加できるものではない「瑞風の旅」ですから、楽しい思い出にしたいですよね。

残ってしまった嫌な仕事を持ち込んだり、意味のない言い争いをしたりしてテンションを下げるのは、非常にもったいないです。とにかく、楽しく、リラックスして過ごしましょう。

 

また、多くの人にとって非日常の世界である「瑞風の旅」を思いっきり楽しむには、まず、「日常モード」から「瑞風モード(非日常モード)」に気持ちを切り替えることがとても重要です。

前日から(もっと前でもいいですけど)楽しい気分で過ごしながら、瑞風に乗った時のことを想像したりして、「日常モード」から「瑞風モード」に少しずつ気持ちを切り替えておいたほうが、乗車前・乗車直後から「瑞風」を楽しめるので、お得感も満足感も高くなると思います。

 

以上、もし「なるほど!」と思う部分があれば、参考にしていただければ嬉しいです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

【瑞風の旅の準備⑤】下関駅、乗車前日に「瑞風」を出迎えてみたら・・・

私が瑞風に乗車する前日。夕方の下関駅に行って、大阪から到着した瑞風をお出迎えしてみました。

下関までの移動などについてはこちら。

結果的には「瑞風を見に行ってよかった!!」前日時間がある方は、ぜひ、行ってみてください。

日曜日夕方の下関駅、瑞風の到着する3番線へ。

瑞風乗車前日、日曜日の15:50頃。下関駅できっぷを購入し、改札口の駅員さんに「瑞風は何番線ですか?」と聞いて、教えてもらった3番線に向かいました。

改札口では、既に瑞風用の改札口が準備されていました。

ホームでは既に、クルーの方や清掃スタッフの方々が、到着を待っています。

「トワイライトエクスプレス瑞風」定刻に下関駅に到着!

私も一緒に待つこと数分。定刻の15:56に、瑞風が到着しました。

到着すると、降車の準備ということで、出入口にステップが設置されます。

クルーの皆様、おつかれさまです。

下関駅で出迎えるクルーの方々。実は・・

ステップの設置を担当するのは、下関駅で到着をお出迎えしてたクルーの方々。実はこのクルーの方々は・・・

翌日の瑞風に乗務するために、下関に前泊しているクルー。

・・・ということは、つまり、私が乗る時のクルーの皆様だったのです。

そんなことは夢にも思わず「瑞風のクルーってたくさんいるんだな・・・」ぐらいにしか思っていなかったのですが・・・旅を終えてから、下関駅ホームの写真や動画を改めて見てみたら、たしかに、知ってる顔ばかりでした😅

今だから言えることですが、前日からもっとお話ししておけばよかったな・・・

下関まで乗務したクルーの方々は・・・

一方で、下関駅まで乗務されてきたクルーの方々は、降車されたお客様のお見送り。
最後尾10号車付近で、記念撮影の後、最後のお客様が見えなくなるまで見送りをされていました。

そして、お客様を見送ったら、この日は下関に宿泊し、翌朝の瑞風の出発を見送って、勤務終了(関西へ帰る)という勤務体系だそうです。

ということで、翌朝は、出発をしっかり見送っていただきました。

下関まで乗務した列車長さんが、声をかけてくださった!

下関駅は、大阪駅や新大阪駅と違って、人影もまばら。ゆっくり撮影できますし、余裕があればクルーの方とお話するチャンスも多いです。

この日は、到着したお客さんがいなくなったタイミングで、なんと、列車長さんが私に話しかけてくださいました。

最初は「何度見ても素敵な列車ですね!」とか、無難な話(?)をしていたのですが。

途中で「実は、明日乗らせていただく予定なんです!」とポロッと言ってしまったら、そこからちょっと状況が変わりました(笑)

まずは、列車長さんの名刺をいただき、こちらの名前もお伝えすることに。

列車長「明日お待ちしております!」

私「楽しみにしてます!」

という感じで会話が終了。私は撮影に戻ったのですが・・・

恐るべき、瑞風クルーの情報共有の早さ!

乗車前日のこのタイミングで、瑞風クルーの情報共有の素晴らしさを早くも実感してしまいます。

要は、列車長さんから無線で他のクルーさんに「明日乗る人がいるよ!!」という情報が行き渡ったようで・・・人影もまばらな下関駅のホームで「注目の人」になってしまいました💦

クルーの皆さんが笑顔で会釈してくださったり、撮影の邪魔にならないようにさっと移動してくださったり。さりげなく気遣って下さるのがとても嬉しくて、翌日への期待がますます高まったのでした。

(下関駅到着後、回送列車として出発するのを待つ瑞風。隣を、九州に向かう貨物列車が通過!)

実際に、翌日乗った時。何人かのクルーの方から「昨日はお出迎えいただいてありがとうございました」と言っていただいたり、「鉄道好きで写真をよく撮る」という私の特性も、乗車前から瑞風クルーの皆さんにシェアされていたわけで、そのおかげで旅行中はストレスなく撮影ができました。

前日に「明日乗ります!」というアピール、個人的には、しておいて損はないと思います。クルーの方も、「明日乗るのが本当に楽しみなんです!!」とか言われて、嫌な気持ちになることは、ないんじゃないかな・・・

下関駅で見た!瑞風発着の裏側

下関駅のホームで見かけたのは、2両編成のミニ瑞風(笑)

瑞風乗車の前後に、荷物託送サービスが利用できるのですが、その荷物を運ぶのに使われる台車です。

こんなところでも、ブランドイメージを高める(落とさない)取り組みが徹底していますね。

トワイライトエクスプレス瑞風、下関駅到着後のお見送り。

こちらに並ぶワインのボトル。ダイニングカーかと思ったら、実は、「ザ・スイート」の客室でした😯

スイートにはバスタブもあり、他の客室と完全に別格です。お値段的にも😅

さて、下関駅到着後の瑞風は、進行方向そのままで、下関駅の先にある車庫に回送されていきます。

既に清掃スタッフの方々が乗車され、客室のカーテンは閉められ、翌朝のための準備がはじまっていました。次は私が乗る番です。ワクワク!

列車を見送ると、最後尾で手を降ってくれていたのは、大阪から下関まで乗務されてきた列車長さん。

「また明日!!」という気持ちで、見えなくなるまで手を振って見送りました。

乗客として下関に到着した後、ホームで見送ることはできるのか?

もし私が下り(下関駅着)の瑞風に乗ったら、しばらくホームにとどまって、車庫に行く瑞風を見送りたい気持ちは非常に強くあります。

ただ、乗客がホームに残っていたら、クルーや清掃スタッフの方々が片付けに取り掛かりにくいですよね・・・悩むところです。

クルーの方に負担をかけないためには、一旦改札を出て、解散してから、きっぷを買って再度入場する、というのがスマートかもしれません。

 

ということで。
瑞風乗車の前日、下関駅で瑞風を出迎えた時の様子と、思ったことをいろいろ書いてみました。

もし、下関から瑞風に乗車される機会があれば。ぜひ、前日の夕方、瑞風の到着を出迎えに行ってみてくださいね。

また、乗らない場合でも、下関は見物客が少なめなので、ゆっくり見たり撮ったりすることができて、おすすめです。(運行日は要確認です)

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

【瑞風の旅の準備③】トワイライトエクスプレス瑞風の旅 出発前に届いたもの

前回、「参加します!」と返事をした時の記事はこちら。

その後約2ヶ月、「瑞風ツアーデスク」の担当者の方と何度か電話や書類のやりとりをして・・・だんだん出発が迫ってきました。

「トワイライトエクスプレス瑞風」ロゴの箱が到着!

トワイライトエクスプレス瑞風の旅まで、2週間を切ったある日。宅急便で、瑞風のロゴ入りの箱が届きました。

ついに来ました!旅行前最後の案内。普通の旅行なら、旅行会社の封筒で届くことが多いと思いますが、ロゴの入った専用の箱で届くなんて、すごすぎます!

ということで。出発前に届いた、この箱の中身をご紹介します。

とりあえず箱を開けてみた。

まずは、ミシン目に沿って切り取ります。

開けてみると・・・

入っていたのは、これまた「瑞風」のロゴ入りの袋。なかなか中身が出てきません(笑)

袋を開けると、こんなものたちが入っていました。

1つずつ見ていきたいと思います。

1、瑞風乗車証

カードサイズですが、紙のきっぷでも磁気カードでもICカードでもなく、金属製のカード!名前こそ書いてありませんが、乗車日と乗車区間、そして部屋の番号と。右側に書かれているのはシリアルナンバー・・・かもしれません。

自動改札機はもちろん通れません(笑)

そして裏側。

瑞風の色とロゴ。素敵すぎますね。

2、革製ネームタグ

 

鞄で有名な兵庫県豊岡市の「嘉玄(かげん)」という鞄屋さんの製品です。もちろん瑞風の緑色、瑞風のロゴ入り。

3、旅のイメージDVD

 

短いDVD。しかし、我が家にはDVDを再生できる機器がなく、ネットカフェで見ました😅

50代とか、私より上の年齢層の方は、この動画を見て、旅が一層楽しみになるのかもしれません。

ちなみに、私の場合・・・この動画もまあ好き(特に、葉加瀬太郎さんのテーマ曲に合わせてきれいな映像が流れる感じがかっこいい!)でしたが、著名なYouTuberさんの瑞風乗車動画の方が、これから乗るというワクワク感を高めるのに有効でした。例えばこんな動画。

スーツさん

【36万円】トワイライトエクスプレス瑞風の旅 1泊2日コース山陽 - YouTube

西園寺さん

【38万円】最高峰の列車・トワイライトエクスプレス瑞風 1泊2日コースに乗車 32時間の旅 - YouTube

カコ鉄さん

【総集編】トワイライトエクスプレス瑞風2022【6時間半】 - YouTube

あまり予習しすぎると「ネタバレ」で楽しみが半減するかと思っていたのですが、実際に乗ってみたら、全然そんなことはありませんでした。動画での予習、おすすめです。見れば見るほど好きになるのが「瑞風」です。

4、ご旅行日程表

白い表紙に瑞風のロゴ。A5サイズの小冊子です。中を見てみると・・・

最初は、当日、下関駅の集合場所と集合時間。「瑞風乗車証」は、ここで提示することになるそうです。

次は、行程表。スケジュールやイベントの内容が書かれているのは普通の旅行と同じですが、「ドレスコード」が書かれているのは「瑞風」ならではですね。

次のページからは、地図とメモ欄が5ページ、そして最後は緊急時の連絡先。

旅行中に手書きで記録を取るのが好きな人には、このノート、嬉しいかもしれませんね。ちなみに、私は、スマホで最小限のメモしかしないので、活用しませんでした。

5、旅のガイドブック

この冊子はなかなか役立ちました。この冊子をよく見ると、旅行の準備から車内での過ごし方まで、結構リアルにイメージすることができます。(でも、イメージと実際に乗るのとは、全然違うことばかりでしたが。)

 

 

 

個人的には、瑞風の車内を詳しく紹介してくれていたのが嬉しかったです。

逆に、何度見ても悩んだのがドレスコード。ドレスコードについては、また別に記事にします。

6、観光のしおり

 

1日目、出雲の立ち寄り観光の案内。もちろん参考にはなりましたが、車内に同じものが用意されていたので、なくてもよかったかも。

 

2日目、鳥取の分。時期によって立ち寄り場所が異なり、今回は6月ということで、鳥取砂丘でした。

7、託送サービスの案内と送り状など

瑞風の旅行代金には、出発地(列車の個室)まで荷物を届けてくれるサービスが含まれています。スーツや革靴などは、スーツケースなどに入れて送ってしまうと、非常にラクです。

 

A4両面にたっぷり案内が記載されていますが、要は、指定された日までに、ヤマト運輸に集荷依頼をすればOKです。

 

同封されている伝票は、瑞風専用の着払い伝票!自分の住所や名前と内容物を記載して、荷物に付ければOKです。出発日や部屋番号が書かれたタグも一緒に。

8、感染予防等の取り組みについて

5/8以降は、乗客もクルーも、マスクは個人の判断。私は、体調も悪くなかったので、完全にマスク無しで過ごしました。「クルーも」というのが、何気に素敵です。

9、革製タグ、旅のイメージDVDについて

こだわりは非常によく分かるのですが、この2つのグッズなしで5000円でも安くしてほしいのが正直な気持ちです(笑)

10、お客様限定グッズのご案内

買う気はあまりないですが、旅行代金に比べたら安い安い(笑)

 

ということで、瑞風の旅、出発前に届いた案内書類やグッズをご紹介しました。

乗ったことがある方は、これを開けた時のワクワク感や旅行中のことを思い出してニヤニヤしているのではないかと思います(笑)

乗ったことがない方は、ぜひ、乗る前のワクワク感をリアルにイメージしてみてください。強くリアルにイメージすると、そのうち必ず現実になりますよ。

 

以上、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

【平日夜のお出かけ】160円で、ちょっと福知山まで行ってみた。

平日の夜。大阪からちょっと足を延ばして、福知山まで行ってきました。

交通費は、なんと・・・驚きの、160円!!

「お金をかけずに乗れたら幸せ!」という私みたいな人には、うってつけの小旅行です。ぜひ参考にしてください。

新大阪19:35発(新快速長浜行き)19:59京都

出発は新大阪駅。仕事が終わってから、途中のスーパーで夕食を仕入れて、御堂筋線で新大阪駅に向かいました。

新大阪駅では、あまり目立たない「アルデ新大阪改札口」へ。券売機がない改札口なので、ICOCAで入場します(これ大事!!)

改札に向かう途中、JR京都線・神戸線が遅延しているという表示を見かけましたが、あまり気にせず、5番乗り場へと向かいます。

新大阪から京都までは、新快速で約25分。遅れは3分ほどだったのですが、まさかの8両編成で、車内はかなりの混雑でした。

30分足らずなので「まあ仕方ないか・・・」と思えるわけですが、この混雑で何時間も外に出られなかったら、確かにかなりしんどいな・・・先日の大雪で長時間降りられなかった方々は、かなり大変だったことと思います。

新快速長浜行きは、5分ほど遅れて20:05頃に京都駅に到着しました。8両編成で混雑する車内からたくさんの人が下車し、たくさんの人が乗車していきました。とはいえ、そんな列車を見送る余裕はなく、急いで嵯峨野線(山陰線)のホームに向かいます。

京都20:09(嵯峨野線快速)20:47園部

京都からは、嵯峨野線(山陰本線)の快速で園部に向かいます。今回は関係なかったですが、発車案内のところには京都鉄道博物館の休館の案内。親切ですね。

京都から乗るのは、20:09発の快速。221系の8両編成でした。長い!!
同じ8両なのに、新快速では短く感じ、嵯峨野山陰線では長く感じる、不思議な感覚です。

それにしても。20時を過ぎて、京都から大阪に帰るのに福知山方面に向かう人なんて、きっとそんなに多くないですよね(笑)

ということで、定刻通り京都を発車した嵯峨野線の快速。停車駅が少ないのは有難いのですが・・・個人的には、「駅メモ!」で確実に駅を制覇するために、各駅に停車した方が有難いこともあったりします(^^;)

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実際に、保津峡駅を通過する瞬間に位置情報でチェックインできるかどうかは、電波状況と運次第だったりします。今回は失敗しました(*_*)

私としては、以前に訪問したことがあるので、問題ありませんでしたが、遠征している場合は「レーダー」などが必須ですね。

と、そんな作業(遊び)もしながら、京都駅から40分ほどで、定刻通り、終点の園部に到着しました。

園部20:51(普通)21:52福知山

園部からは、福知山行きの普通列車に乗り換えます(※2023年3月改正で豊岡行きに変わったようです。寝過ごし注意!!)。

8両から一気に2両に減って大混雑・・・なんてことはなく、2両編成の223系は、適度に座席が埋まって、隣に人が来ることもなく、いい感じの乗車率でした。

園部から福知山までは約1時間。昼間乗れば景色もいいんでしょうけど、夜なので、何も見えません。周りに人も少ないので、マスクを外し、お酒を飲みながら、ゆっくりと夕食を楽しむことができました。

そんなわけで、大阪で仕事を終えてから約2時間半、福知山という遠い場所まで来てしまったのでした(笑)

福知山21:57(丹波路快速)大阪0:01

福知山からの帰り、この日最後に乗る列車は、丹波路快速の223系です。

福知山から、乗り換えなしの2時間ほどで、大阪駅まで連れて行ってくれます。夜も遅い時間で、混雑することもないですし、景色も見えません(^^;)

睡眠するのもよし、お酒を飲みながらゆっくり寛ぐのもよし、読書や仕事に集中するのもよし。周りに迷惑をかけない範囲で、2時間ほど、かなり自由な過ごし方ができます。私はもちろん・・・

お酒を楽しみます。スーパーで見付けた、山形のお酒。300mlって、ゆっくりと2時間ほどで飲むのにちょうどいい量ですよね(笑)

(※ちなみに、この列車、2023年3月改正で、篠山口行き(篠山口で丹波路快速大阪行きに乗り換え可能)に変わったようです。同じルートで旅行はできますが、乗り換えが発生して、ちょっと残念。)

そんな感じで、飲食しながらウトウトしながらスマホでポチポチしながら2時間過ごし、24時過ぎ、予定通り大阪駅に到着しました。

新大阪→京都→福知山→大阪。運賃はいくら?

大阪駅に到着後、ICOCAを使って改札口を出ると・・・ICOCAのチャージ金額から引かれた運賃は、予定通り「160円」でした。

距離にして240キロ以上、4時間半も乗り続けて160円で済む理由について、詳しく知りたい方は、こちらをご参照ください。

要は、「ICOCAエリア」内では、遠回りしても最短経路の運賃で計算される、というルールがあるのです。そのため、新大阪から大阪までを京都・福知山経由で移動しても、160円で乗車できてしまうのです。(途中で下車できないとか、同じ駅や路線は重複して利用できないとか、制約も多いですけど。)

ちなみに、ICOCAを使わずに「新大阪→京都→福知山→大阪」というルートを乗車しようとすると、4510円ほどかかります。(新大阪→大阪の160円のきっぷでは、福知山経由の大回りはできません。)

ICOCAって、すごいですね(笑)

まとめ:乗りたい時は、ICOCA大回りや近郊区間大回りを活用しよう!

今回は、ICOCAエリアの大回り乗車をフル活用(?)して、160円で福知山までお出かけしてきました。似たようなルールとしては「大阪近郊区間」の大回り乗車もあります。どちらも、ルールを理解した上で(これ重要!)、うまく活用して、楽しく乗りにいけるといいですね。

また、大阪を19時過ぎに出ても、普通や快速だけで福知山まで行って終電前に帰って来られるというのは、私としても意外な発見でした。(福知山は「こうのとり」で行かないといけないみたいな、結構遠いイメージですからね・・・)

仕事終わりにガッツリ乗りたくなった時など、また機会を見つけて行ってみたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。